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日本オラクル株式会社
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オラクル、SAP SDベンチマークで世界記録を樹立

2007/1/5
SQL Serverよりも優れたパフォーマンスを実証

   米国時間2006年12月20日、オラクルは4プロセッサシステムを対象とした2 TierのSAP Sales and Distribution Standard Application Benchmark(SAP SDベンチマーク)において、世界記録を樹立したと発表した。

   動作環境はHP Integrity rx6600サーバ(Intel Itanium 2 1.6GHz×4、8コア、16スレッド)上で、HP-UX 11i、mySAP ERP 2005のアプリケーションが駆動する「Oracle Database 10g」になる。結果は、SAP SDベンチマーク・ユーザ数で2,150を達成している。

   この2 TierのSAP SDベンチマークとは、SAPソリューション・トランザクションの時間あたりのダイアログステップ数と処理項目数でシステム性能を計測するものだ。1トランザクションは受注/配送/請求までの全受注処理サイクルのビジネスプロセス全体から構成されるものになる。

   また、同一の環境で動作しているWindows Server 2003 Enterprise EditionとMicrosoft SQL Server 2005と比較して、スループットで39%、ユーザ数で41%上回ったとのことだ。

   本件に関し、オラクルのサーバ・パフォーマンス担当バイスプレジデントであるリチャード・サーウォルは、「今回のSAP SD Standard Application Benchmarkの結果は、オラクルが比類のないパフォーマンスを顧客に提供できるということをあらためて証明しました。オラクルはUNIXサーバ上で稼働するリレーショナル・データベースとして常にもっとも人気があり、あらゆるプラットフォームで顧客のビジネスが要求するパフォーマンスと拡張性を追求し続けるということが、今回のベンチマークで示されました」と述べている。

問い合わせ先
日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/

(ThinkIT編集局  安詮院 康広)