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ゼンド・ジャパン、Zend Frameworkに楽天ウェブサービスへの接続コンポーネントの実装を開始
Zend Framework楽天ウェブサービスWeb 2.0
2007/2/14 17:00
楽天ウェブサービスとシームレスに連係
ゼンド・ジャパンは2月13日、同社が提供しているWebシステムに特化したスクリプト言語であるPHPの開発フレームワーク「Zend Framework」に「楽天ウェブサービス」への接続コンポーネントの実装作業を開始したと発表した。
このコンポーネントは2月末までの完成を目指し、Zend Framework ProjectのCLA(Contributor License Agreement)に沿った承認を受けた後、「Zend_Service_Rakuten」という名称でZend Frameworkに収録/公開される予定とのこと。
Zend_Service_Rakutenを使用することにより、楽天ウェブサービスが提供する膨大なコンテンツを活用したWeb 2.0ベースのマッシュアップサイトの容易な構築を実現できるという。
同フレームワークにはすでにAmazonやYahoo!、Googleなどを利用できるWebサービスコンポーネントが備えられている。これらのコンポーネントを使用することで開発者は各サイトのコンテンツを動的に取り込めるとのこと。
同社によると、これまで欧米のWebサービスAPIに対応してきたZend Frameworkだが、日本国内で公開されたものに対応するのは、世界でも例がないとのこと。今回の対応は、日本国内における各種WebサービスをZend Frameworkに実装する足がかりになると位置づけている。
「Zend_Service_Rakuten」は同社が2月20日、21日に開催する「Zend Framework Code Camp ハンズオンセミナー」において一足早く公開されるとのこと。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)