成本氏は「SoftwareとServicesのどちらが優れているというわけではなく、それぞれに長所や短所があります。お互いが補完しあった最良の組み合わせを模索しています」と述べ、両者の組み合わせによるサービスの提供こそが「Software plus Servicies」であるとアピールした。
この「Software plus Servicies」の実際の例としてWindowsやOfficeのアップグレードを行う「Microsoft Update」や新聞社のオンラインコンテンツを取り上げ、「これらのようにオンラインのサービスだけで完結せず、ソフトウェアとサービスを組み合わせて相互に連携しあうことで、よりよい体験ができます」と語った。
同社では、今後「Software plus Servicies」のモデルを推進していくために、以下の5つの要素が重要であると位置づけているとのこと。
これらを踏まえ、成本氏は「SaaSからSoftware plus Serviciesへ進化するためには、これらの5つの項目すべてが強化される必要があります。マイクロソフトは、これらに必要なプラットフォームを提供し、そこで完成したものをユーザの皆さんに使っていただくことで、プラットフォームベンダーとしての責任を果たしたいと考えています」と締めくくった。