サイオステクノロジー、オープンソースソフトウェアの問題解決を支援する「サイオスOSSよろず相談室」を開設
サポートサービスオープンソース問題解決
2007/6/1 14:10
オープンソースソフトウェアの様々な問題解決を支援
サイオステクノロジーは5月24日、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)に関する様々な問題解決を支援する「サイオスOSSよろず相談室」を開設すると発表した。
このサービスは、すでにOSSを導入している企業とOSSの採用を検討している企業を対象としたもので、企業内でのOSSを利用したシステム運用の効率化・安定化を支援するものだ。
これまでサイオステクノロジーでは、OSS導入企業と個々の契約ベースでOSSに関する導入・運用支援や問い合わせの対応を行っていた。しかしOSSを導入する企業や採用を検討する企業が増加しており、より幅広いニーズへのサポートや「何でも聞ける」窓口が欲しいという要望が増加したことをうけ、今回のサービスを開始したという。
このサービスは相談をメールにて受け付けて回答するもので、特長としては対象OSSを自由に選択できることがあげられる。つまり顧客の要望に応じてサービス対象をカスタマイズすることができるということだ。選任サポートエンジニアとして4名、さらにLinuxやOSSに詳しいエンジニアが10名程おり、ミドルウェアだけではなく、Linuxカーネルも含めた幅広いサポートを提供するという。
基本サービスとしては、メールによる受付・回答のほかに、障害原因の解析・回避方法の提案、月次報告書の提出などがある。オプションとしてソースコードの調査や修正パッチの提供、セキュリティアラート、定例報告会などがある。
料金は年間契約で、最小構成で月額30万円からとのこと。対応するOSSの種類に応じて個別見積となる。下記の図の構成で月額100万とのこと。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
対応OSSは以下のものが基本となり、バージョンなどの制限はない。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
(ThinkIT編集局 森谷 一敏)