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LevantaとOSDL、「WindowsよりLinuxの方がTCOにおいて優位である」調査結果公開
2006/2/28
公正でフェアな議論の発展へ
2006年2月27日、EMAが発表した「Get the Truth on Linux Management」調査報告書を基に、Levantaマーケティング&プロダクト担当ディレクタ David Dennis氏が「LinuxのTCOはWindowsよりも優れている」と発表した。
Levantaマーケティング&プロダクト担当ディレクタ David Dennis氏
今回の調査はLevanta, Inc.がEMAに依頼し、OSDLとの共同スポンサーによるもの。対象は米のIT企業で、大半は中堅・中小企業(売り上げが10億ドル未満)である。
現在のシステム導入についてDavid氏は「中堅・中小企業におけるLinuxのイメージは、管理面の不安やTCO削減に対する疑念がある」とした。ThinkITでも日本の中堅・中小企業にフォーカスした連載「
SMB市場におけるLinuxの導入実態
」を公開しているが、やはりLinuxに対して「サービス/サポートが不安」といった不安感を持っているデータがでている。
今回の調査結果はこれらを払拭するもので、例えばDavid氏は「LinuxとWindowsを両方導入している企業のうち88%は、Linuxの管理労力の方が少ないと答えている」といったことをあげた(図1)。
図1:システムマネジメントにおける時間と労力 Linux対Windows
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
「Get the Truth on Linux Management」の主な調査内容は表1の通り。
生産性
プロビジョニング(導入、セットアップ)
パッチ管理
問題解決
管理とサポート
表1:主な調査内容
David氏は「この調査結果は様々な点でLinuxの優位性を示しており、マイクロソフトのGet the Factsキャンペーンの対極に位置するもの」とし、この結果により活発な議論が生まれることを期待すると強調した。
「Get the Truth on Linux Management」
http://www.levanta.com/linuxstudy/
Levanta, Inc.
http://www.linuxcare.com/index.shtml