AzureでPHPって動くんですか?

2010年11月2日(火)
田口 一博小木 ナツキ

Visual Web Developerを使ってみよう

[田口] こんにちは。今日もAzureについて学んで行きましょう。まずは、前回準備したVisual Web Developerを起動してみてください。Azureの開発では管理者モードで実行する必要がありますので、気をつけてくださいね。

[小木] よろしくお願いします!まずは管理者モードでVisual Web Developerを起動ですね。[スタート]メニューにある[Microsoft Visual Web Developer 2010 Express]を右クリックして、[管理者として実行]をクリックっと・・・。あれ?登録キーを入力するダイアログが表示されましたよ?

画面1:オンライン登録ダイアログ

[田口] そうそう、Visual Web Developer を30日以上利用する際は登録(無料)が必要ですので、[オンラインで登録キーを取得する]をクリックして登録してください。登録には、Windows Live IDが必要なので、持っていない場合は、Windows Live で作ってください。
MSN Japan Windows Live on MSN

[小木] Hotmail使っているからWindows Live IDは持っていますよ。クリックして表示されたサイトにログイン、必要な情報を入力して・・製品登録キーが表示されました。

画面2:Webオンライン登録-ログイン画面(クリックで拡大)

画面3:Webオンライン登録-登録情報入力(クリックで拡大)

画面4:Webオンライン登録-製品登録キー(クリックで拡大)

[小木] あとは、表示された製品登録キーをコピー&ペーストして、[今すぐ登録]をクリックですね。登録が完了して・・・。Visual Web Developer起動しました!

画面5:VS起動画面(クリックで拡大)

※製品の登録は、Visual Web Developer 起動後にメニューの[ヘルプ]-[製品の登録]からも行うことができます。

[田口] ここまでは順調ですね。では、最初はAzure開発環境の動作確認も兼ねて、開発用ファブリック(ローカル環境のWindows Azure エミュレータ)でASP.NET Webアプリケーションを動かしてみましょう。

[小木] うぅ。できればもうちょっと具体的に説明してください。先生・・。
 
 

[田口] (やれやれ・・)テンプレートで[Cloud]を選択して、[ASP.NET Webロール]プロジェクトを追加するだけですよ。自動生成されたプロジェクトのまま、コードも設定も修正しないで動きますから、やってみてください。

[小木] なるほど!プロジェクト作って、そのまま実行するだけですね。楽勝、楽勝♪では、やってみま~す。
 

[田口]・・・(この変わり身の早さ・・)。

ASP.NET Webアプリケーションの作成

[ファイル] メニューの [新しいプロジェクト] を選択します。表示された [新しいプロジェクト] ダイアログの左側(プロジェクトの種類])で [Visual C#] - [Cloud] を選択し、真ん中(テンプレート)で [Windows Azure クラウドサービス] を選択します。名前、場所、ソリューションは任意の名称やパスを入力して、[OK]ボタンをクリックします。

画面6:新しいプロジェクト(テンプレート選択)(クリックで拡大)

[新しいクラウド サービス プロジェクト]が表示されますので、[.NET Framework 4 ロール]から[ASP.NET Webロール] を選択して、[>] ボタンをクリックします。[クラウド サービス ソリューション]に WebRole1(ASP.NET Webロール)が追加されたら、[OK] ボタンをクリックします。

画面7:新しいプロジェクト(ロール選択)(クリックで拡大)
スカイコード株式会社

主にマイクロソフトの技術を中心としたプログラマ兼システム管理者兼コンサルタント兼雑務係として従事。Microsoft Azureで少しでもラクに楽しく生きていこうと企む毎日。基本怠け者。

株式会社タクシーサイト

タクシーサイト開発担当。業務システムの開発に4年間従事。PHP、Object Pascal、C#などでプログラムの基礎の基礎を学び、その後他業種へ転職。ブランク後現在の会社に入社し、クラウドを一から勉強中。

連載バックナンバー

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています