ここまできたら、次にDNSサーバを再起動し「dig」コマンドで動作テストを行います。また「zone」ファイルと「name.conf」はチェックするためのコマンド「namd-checkconf」「named-checkzone」が用意されていますので、これを使います。
# /etc/init.d/named start
# @192.168.11.11 www.XX.co.jp a ←@DNSのIPアドレス ドメイン名 a
コマンドに対する返答のANSWER SECTIONにレコードに設定した内容が返っていれば正しく設定されていることが確認できます。下に内容を確認したものを例として掲載しています。
; <<>> DiG 9.2.4 <<>> 192.168.11.11 www.XX.co.jp a
;; global options: printcmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 31445
;; flags: qr aa rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 1, ADDITIONAL: 1
;; QUESTION SECTION:
;www.XX.co.jp. IN A
;; ANSWER SECTION:
www.XX.co.jp. 86400 IN A 192.168.11.11
;; AUTHORITY SECTION:
XX.co.jp. 86400 IN NS ns.XX.co.jp.
;; ADDITIONAL SECTION:
ns.XX.co.jp. 86400 IN A 192.168.11.11
;; Query time: 5 msec
;; SERVER: 192.168.11.11#53(192.168.11.11)
;; WHEN: Thu Jun 7 02:00:20 2007
;; MSG SIZE rcvd: 90
以上で実行環境の準備が整いました。次回は構築したインターネットサーバに「PHPgroupware」のインストール設定を行い、イントラネットサーバとして活用してみましょう。
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