テスト自動化ガイド 2024
DXの進展により、企業が使用するソフトウェアの数は年々増え続けている。加えて、アジャイル型開発の浸透により、ソフトウェアのリリース間隔は短くなる傾向にある。一方、開発組織は慢性的な人材不足の状態にあり、有効な解決策を打てている組織は稀だ。
こうした厳しい状況において、開発生産性を向上させるにはどうすればよいか。その解決策の1つがテスト自動化だ。
設計、開発、テスト、リリースの各ステップにおいて、開発者の本来業務は言うまでもなく開発だが、多大なリソースがテストに割かれているという現実がある。
特に修正を頻繁に繰り返すアジャイル型開発では、都度リグレッションテストを行うことになり、テストによる負荷も増大する。そうしたテストを自動化することで、開発に集中できる環境を整え、生産性を上げようというわけだ。
テスト自動化には、ソフトウェア品質の確保というメリットもある。
現在、ノーコード開発ツールなどを用いた、ビジネス現場のスタッフに業務に必要なソフトウェアを開発させる「開発の民主化」が注目されているが、現場に任せきりにすると、低品質なソフトウェアが開発・運用され、トラブルが発生するおそれがある。
開発の民主化はIT部門によるガバナンスとセットで取り組むべきだが、その一環としてテスト自動化を導入することで、一定水準のソフトウェア品質を担保することが可能になる。
【特集】
強まるソフトウェア開発における労働生産性向上への要求
いまこそ確認したい「テスト自動化」の意義と効果
- 第1章:拡大する企業によるソフトウェア投資
- 第2章:問われるソフトウェア開発の労働生産性
- 第3章:テスト自動化がソフトウェア開発に与えるプラスのインパクト
- 第4章:自動化のソリューションを選り抜くポイント
本資料では、ソフトウェア開発を巡る市場の動きと、テスト自動化を実現する意義と効果について解説するとともに、注目のテスト自動化ツールも紹介する。
開発生産性の向上に取り組むすべての人にぜひご一読いただきたい。
テスト自動化ガイド 2024
いまこそ確認したい「テスト自動化」の意義と効果
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