FileMaker Pro 8では、最大5ユーザが同時にデータベースを共有できますが、それ以上のユーザによる共有が必要な場合は、上位製品となるFileMaker Pro Server 8を利用します。またFileMaker Proの機能を組み込んだ再配布可能なデータベースアプリケーションの開発にはFileMaker Pro 8 Advancedを選択します。
そして共有と開発の両方が必要ならばFileMaker Pro Server 8 Advancedを選択します。もし社内でFileMaker Pro 8のデータベースを、モバイルユースとしてPocket PCやPalm OSで使いたい場合には、FileMaker Mobile 8を利用することでPDAやPocket PCでデータにアクセスすることが可能です。
FileMaker Pro 8のメリットは、最初は個人利用のデータベースを作成し、やがて複数の人で共有をはじめ、さらに全社規模に発展させたい場合など、システムを拡大していっても対応できることがあげられます。しかも運用が拡大していくときに、データベースの変換や修正などは一切必要ありません。
FileMaker Pro 8の基本機能
最新のFileMaker Pro 8では数GB規模のデータを扱うことができますので、一般的なビジネス用途でも十分対応することが可能です。もちろん何十万件というデータを自由に保管・検索できますし、しかも画像・音声・動画なども保管して活用することができます。さらにWebブラウザからデータベースを利用するための仕組みも標準で装備されています。