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第7回:SNSを中核としたWebツール「Social Tool Mart」

編者:シンクイット編集部
協力:日本電気   2007/10/25
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「Social Tool Mart」の利用シーン

   「Social Tool Mart」の将来的な利用シーンとしては、以下のようなものが考えられる。

マーケティング分野での活用

   企業が「Social Tool Mart」を、消費者をターゲットとしたマーケティング分野に活用した場合、以下のようなメリットが考えられる(表4)。

  • コーポレートサイトやECサイトを開設している企業であれば、企業と消費者、あるいは消費者同士のコミュニケーションを活性化することで、企業価値の向上やクチコミ効果によるサイトアクセス率アップや購買喚起が期待できる

  • ECサイトを開設している企業であれば、クチコミ効果を利用したサイトへの集客率向上や、商品の購買喚起が期待できる

  • SNSではユーザ属性などの情報を把握することができ、今後の自社マーケティングへの活用やインターネット広告など、新しいビジネスへの展開も可能となる(図5)

表4:マーケティング分野でのメリット

マーケティングSNS
図5:マーケティングSNS
(図中のSNS以外の連携するアプリケーションは現在検討中のもので、今後変更される可能性がある)


企業内や企業間での活用

   また企業内・企業間で活用した場合、以下のようなメリットが考えられる(表5)。

  • SNSの日記やコミュニティ、フレンドリンク機能により、社員間・パートナー企業間の迅速な情報発信/共有と、部門を越えた人的ネットワークの形成を実現する。

  • 今後追加予定の各種「Social Tool」では、SNSのコミュニティ単位に作業管理やコンテンツ管理などを実現でき、企業内の短期間/横断的な組織編制にも柔軟に対応できる。

表5:企業内・企業間SNSでのメリット

企業内・企業間SNS
図6:企業内・企業間SNS
(図中のSNS以外の連携するアプリケーションは現在検討中のもので、今後変更される可能性がある)


まとめ

   企業を取り巻く環境の急激な変化に対応するためには、企業内外の「人的ネットワークの形成」や「コミュニケーションの活性化」は必要不可欠だ。「Social Tool Mart」は、SNSをベースとして企業のニーズに応えるとともに、人的ネットワークやコミュニケーションから新たな付加価値を生み出すWebツールを目指している。

日本電気株式会社
市場開発推進本部
e-mail:info@stm.jp.nec.com

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第7回:SNSを中核としたWebツール「Social Tool Mart」
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