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【バグ管理の作法】本当に怖いバグ話

【バグ管理の作法】本当に怖いバグ話

第1回:寒い冬がますます寒いバグ話

著者:シンクイット編集部

公開日:2007/12/7(金)

「早期発見」した病気話から得られる教訓とは

怪談話、都市伝説に続いて語られることの多いものが「病歴・大病の話」だ。「先日の定期健診で」や「風邪と思って医者にいったら」と、こちらは「見過ごしていた」状況からの「発見 → 回復」として語られるものだ。

中には「発見が遅れて手遅れに」と締めくくられるものもあるが、基本的には助かってこその病気話である。

「病気」には(まだ解明されていないものもあるが)原因があり、その結果や対処法(まだ発見されていないものもあるが)がセットになっている。後半は都市伝説と同じだが、前半の「見過ごしていた」という状況こそが「あなたも見過ごしてはいませんか」という警告につながっているのだ。

前述したように、開発の現場では目に見えるトラブルがなければ、そこに潜むバグは見過ごされがちだ。しかしそのバグが発症する前に対策を打てたとすれば、そのプロジェクトの生存率・生還率は大幅にアップするだろう。



厳選したバグ話が、あなたの身を心を凍らせる

さて、ここまで読んでくれたあなたは、もう恐怖のバグ話を聞く準備ができているはずだ。

開発の現場に携わっている人ならば、誰もが経験するであろう「プログラマとして遭遇したバグ」や「プロジェクトに襲い掛かったバグ」など、ケースごとに3回に分けて紹介していく。

記事はそれぞれ「バグ話」と、バグに出会ったときの「対処法」、そしてバグに会わないための日常から使える「チェックシート」の3つで構成している。ぜひバグ話で身の凍る思いをした後で、日々のバグ管理に役立ててもらいたい。

それでは次週12月14日から、いよいよ戦慄のバグ話を語ることにしよう。 タイトルへ戻る



INDEX
第1回:寒い冬がますます寒いバグ話
  く〜る〜、きっとくる〜、バグがくる〜
  背筋の凍る、思い出したくもない話
「早期発見」した病気話から得られる教訓とは