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ミドルウェア市場動向
ミドルウェア市場動向と今後の展望

第3回:セキュリティ管理機能の伸びが著しい統合運用管理ソフト
著者:矢野経済研究所  入谷 光浩   2006/8/8
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統合運用管理ソフトの市場動向調査の内容

   最終回となる今回は、ITILをはじめとした内部統制ソリューションを実現するツールとして注目が集まっている「統合運用管理ソフト」について考察を行っていく。

   本調査では、ベンダの出荷ベースによるライセンス売上高による市場規模の推移、ベンダ別シェア、稼働OS別、管理機能別の出荷動向について分析を行っている。数値データはすべて矢野経済研究所による推定である。

統合運用管理ソフトの市場規模推移

   図1は、統合運用管理ソフトのライセンス売上高の2003年からの2005年までの実績値と2006年から2008年までの推移である。

統合運用管理ソフトの市場規模の推移(ベンダ出荷ベース)
図1:統合運用管理ソフトの市場規模の推移(ベンダ出荷ベース)

※注1: CAGR(Compound Annual Growth Rate)は2003年からの年平均成長率

   統合運用管理ソフトのベンダ出荷ベースによるライセンス売上高は、2004年に1,459億9,000万円となり、対前年比で11.6%の増加であった。2005年も引き続き好調な出荷となっており、対前年比12.7%増の1,645億4,000万円となった。これは2005年4月から施行された個人情報保護法による情報漏洩対策の需要が市場を引っ張るかたちとなり、2桁成長を達成したといえる。

   2006年以降もこのまま好成長を維持し続け、2008年には2,290億円の市場規模となり、2003年から2008年のCAGRは11.8%になると予測している。

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矢野経済研究所
著者プロフィール
株式会社矢野経済研究所  入谷 光浩
民間総合調査会社である矢野経済研究所のITリサーチ部門にて、サーバやミドルウェアを中心としたエンタープライズコンピューティングのリサーチを担当。近年はエンタープライズにおけるOSSの市場動向に着目しリサーチを行っている。


INDEX
第3回:セキュリティ管理機能の伸びが著しい統合運用管理ソフト
統合運用管理ソフトの市場動向調査の内容
  セキュリティ管理が大きく成長
  ベンダ別出荷動向
  中堅・中小市場で求められる運用管理ツールとは