サイオス、キーポート・ソリューションズを買収し、業種別ソリューションと製品技術・サービス開発を強化

2015年4月21日(火)

サイオステクノロジー(以下、サイオス)とキーポート・ソリューションズ(以下、KPS)は4月15日、サイオスがKPSの発行済株式の90.51%を取得し、KPSがサイオスのグループ会社となることに合意したと発表した。

サイオスおよびサイオスグループ各社がこれまで培ってきたオープンソースソフトウェア、クラウドコンピューティング関連の最先端技術開発力と、KPSの金融業界を中心とするシステム・アプリケーション開発の高い技術力・実績を結集して、新製品・既存製品の開発とコンサルティング、サービス提供を強化し、相互の顧客へのサービス拡充、新規顧客の獲得に繋げることを目指す。

サイオスは、1997年のテンアートニとしての創業以来、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、OS(基本ソフトウェア)、サーバー、Webアプリケーション、クラウドコンピューティング、ビッグデータに関わるソフトウェア製品とサービスの提供を行ってきており、今年度は機械学習技術を活用した新製品の発売を計画している。

KPSは創業時より証券業界を始めとする金融業界全般に対して、多重処理や拡張性に優れたオブジェクト技術をベースとしたシステム・アプリケーション開発を提供して多くの実績を積み上げている。近年では、ヘルスケア、不動産領域等の特定の成長産業において、デザイン、開発、運用、保守まで一貫したICTサービスを提供している。

今回のサイオスによるKPSの買収では、サイオスが強みを持つオープンソース関連の知識・技術基盤とKPSの強みである業種別ソリューション、およびこれを支えるITエンジニアの高い技術力が相互連携することで、業種毎に親和性の高い新製品・サービス等をタイムリーに創造することを目指す。


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