DBUnitのインストール
では、DBUnitをインストールしていきましょう。DBUnitは、SourceForge.netよりダウンロードします。最新のバージョンは2008年2月現在で2.2です。ZIP形式のアーカイブもありますが、今回はdbunit-2.2.jarファイルをダウンロードしましょう。
DBUnitは前述した通りJUnitを拡張しているため、JUnitのインストールやクラスパスの設定を行わなければなりません。ここでは簡単にテストを行うため、IDEとしてEclipseを利用します。JUnitはEclipseに最初から同梱されているものを利用します。Eclipseのバージョンは3.2.0です。
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
DBUnitとJUnitの設定
まず、ダウンロードしたdbunit-2.2.jarファイルを任意の場所に配置してください。Eclipseを立ち上げた後、DBUnitを設定したいプロジェクトで右クリックし、「プロパティ」を選択します。
プロパティ画面が表示されるので、左ペインより「Javaのビルド・パス」を選択します。「ライブラリー」タグを開いて、プロジェクト内にdbunit-2.2.jarファイルを配置した場合は「JARの追加」、プロジェクト外に配置した場合は「外部JARの追加」ボタンを押します(図2)。
JARの選択画面が表示されるので、任意の場所に配置しておいたdbunit-2.2.jarファイルを選択し、「OK」ボタンを押してください。
以上でDBUnitの設定は終了です。次に、JUnitの設定をしましょう。
プロパティ画面に戻り、「ライブラリーの追加」ボタンを押します。ライブラリの追加画面が表示されるので、「JUnit」を選択して「次へ」ボタンを押してください。
「JUnitライブラリー・バージョン」は「JUnit3.8.1」と「JUnit4」があります。今回は「JUnit3.8.1」を選択して、「終了」ボタンを押します。プロパティ画面に戻りますので、「OK」ボタンを押してください。
DBUnitのインストールは以上です。簡単ですね。では、事前準備としてテストデータを作ってみましょう。
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