これらの処理をJavaにより実装するため図6のような構成にします。

図6:提案状況一覧機能構成 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
ここで利用する主要なクラスとしては次のようなものがあります。
- SelectListInputクラス
- 指定された検索条件によりXQuery式のwhere句を生成します。
- SelectListLogicクラス
- XQuery式全体を作成し、検索処理を実行します。
SelectListInputクラスとSelectListLogicクラスのサンプルを以下に示します。SelectListLogicクラスの赤文字部分がXQueryを実行する処理になります。
SelectListInput.javaクラスサンプルプログラム

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
※注:
サンプルのため、一部省略しています。
SelectListLogic.javaクラスサンプルプログラム

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
※注:
サンプルのため、一部省略しています。
次に、検索処理によって得られたXML文書を画面表示用に整形するXSLスタイルシートを以下に示します。このXSLスタイルシートは検索結果の一覧表示画面に含まれるテーブル中の項目を生成しています。
list.xslスタイルシート
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<xsl:stylesheet xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform" version
="1.0">
<xsl:template match="/Query-Results">
<!--[result]要素分繰り返す -->
<xsl:for-each select="./result">
<tr>
<!--[お客様名]項目の表示 -->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./customer"/></td>
<!--[提案タイトル]項目の表示-->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./title"/></td>
<!--[提案日付]項目の表示-->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./date"/></td>
<!--[営業拠点]項目の表示-->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./location"/></td>
<!--[担当営業者]項目の表示-->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./charge"/></td>
<!--[提案機種]項目の表示-->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./system"/></td>
<!--[見積もり金額]項目の表示-->
<td class="valueAndULine"><xsl:value-of select="./estimate"/></td>
</tr>
</xsl:for-each>
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>
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