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| <f:validator>タグを使用する方法 | ||||||||
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まず、<f:validator>タグを使用する方法を説明します。手順は次のとおりです。
表3:タグを使用するための手順 この場合、標準で用意されている<f:validator>タグを使用するので、カスタムタグを作成する必要はありません。 |
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| カスタムバリデータクラスの作成 | ||||||||
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カスタムバリデータクラスを作成する際のポイントは、次のとおりです。 |
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| 1. javax.faces.validator.Validatorをimplementsする | ||||||||
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Validatorインターフェイスはvalidate()メソッドを定義しているので、バリデータクラスはvalidate()メソッドを実装します。 |
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| 2. 検証処理ロジック | ||||||||
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validate()メソッド内で検証エラーと判定した場合は、ValidatorExceptionをスローします。サンプルでは、あらかじめ想定した「山」「川」という合言葉に入力文字列が一致しない場合にValidatorExceptionをスローしています。 ValidatorExceptionのコンストラクタにはエラーメッセージ文字列を保持したFacesMessageのインスタンスを設定します。FacesMessageが保持するエラーメッセージは、本来はメッセージバンドルから取得すべきですが、ここではわかりやすくするため、直接文字列を指定しています。カスタムバリデータ(WordValidator.java)のソースをリスト1に示します。 リスト1:WordValidator.java(抜粋) |
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| JSF設定ファイルへの登録 | ||||||||
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次に、作成したバリデータをJSF設定ファイル(faces-config.xml)に登録します(リスト2)。 リスト2:faces-config.xml(抜粋) <validator-id>要素には、<f:validator>タグのvalidatorId属性で指定する値と同じものを設定します。<validator-class>要素には、バリデータのクラス名を設定します。 |
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| JSPファイルへのタグの記述 | ||||||||
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最後に、JSPファイル(custom_validator.jsp)にタグを記述します(リスト3)。<f:validator>タグのvalidatorId属性には、リスト2に示したJSF設定ファイルの<validator-id>要素の値と同じものを設定します。 リスト3:custom_validator.jsp(抜粋) |
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| 次回は | ||||||||
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次回はバリデータをカスタムで作成する方法として、表1にあげた2つ目の「独自のバリデータタグを作成する方法」について解説します。 |
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