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Xenパフォーマンステスト
Xenのパフォーマンステスト 〜どこまで性能がでるの?

第2回:ドメインUのI/Oパフォーマンスチェック
著者:宮本 久仁男   2006/10/13
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ドメインU×1個+仮想ディスク×1個

   では次にドメインUを構築し、その上からアクセス可能な「仮想ディスク」上に構築されたファイルシステムに対して、「連続した領域に対するファイルI/O」を実施しました。
[root@jannedaarc ~]# ./dd if=/dev/zero of=/mnt/evalIO bs=1024k count=32
32+0 records in
32+0 records out
33554432 bytes transferred in 17.989593 seconds (1865214 bytes/sec)

   これもまた、数回繰り返してみたところ、1.9MB/secに少し足りない性能がでました。


ドメインU×2個+仮想ディスク×2個

   今度は、上記の検証(ドメインU×1個)からドメインUを2個に増やした状態でどのような性能推移が見られるかを検証してみます。また、同一の物理ディスク上に仮想ディスクを配置しました。

   これまたCPUの時と同じように、atコマンドを使って同時に評価コマンドが実行されるようにします。

pigeon:~# at 0051
warning: commands will be executed using /bin/sh
at> dd if=/dev/zero of=/mnt/perf bs=1024k count=32 2> /tmp/perfres
at> <EOT>
job 10 at 2006-10-12 00:51

   これを2つのドメインUで同時に動作させます。結果は以下の通りです。

pigeon:~# cat /tmp/perfres
32+0 records in
32+0 records out
33554432 bytes transferred in 35.042551 seconds (957534 bytes/sec)

   ドメインUが1つの時と比較すると、ほぼ半分の性能になっていることがわかります。

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宮本 久仁男
著者プロフィール
宮本 久仁男
某大手SIerに勤務。OSおよびミドルウェア、アプリケーション開発、インターネットサーバの運用管理、社内技術支援などを経て、現在は動向調査業務に従事する。業務の傍ら、大学にも所属(博士後期課程)し、研究生活を送る。あらゆる分野に興味を持ち、それらについて自学自習で学びつつ、成果をコミュニティにフィードバックしたり、研究/検証テーマを模索したりという日々。Microsoft MVP (Windows - Security)というアワードも受賞しているものの、どこにでもいそうなエンジニア風。


INDEX
第2回:ドメインUのI/Oパフォーマンスチェック
  I/O性能の検証
ドメインU×1個+仮想ディスク×1個
  異なる物理ディスクに仮想ディスクを構築 〜 その1