— OpenStandiaでは、主にJavaベースのシステムをターゲットにしている理由は何ですか
寺田氏:現在Web 2.0というキーワードに代表されているように、Webをインターフェースとしたシステムが多く利用されています。
企業がWebシステムを構築する場合はJavaによる開発が主流になっており、我々はオープンソース技術によって、企業のWebシステムにおけるコスト削減と品質向上に貢献したいと考えています。
— どのようにしてサポート対象となるソフトウェアを決定したのでしょうか
寺田氏:業務で利用されるオープンソースソフトウェアについて弊社内で独自にレーティングを行い、推奨できるものとして決めています。
実際にシステム構築を行う場合にも、要望としてあげられる機能などはこの範囲内に収まっています。また推奨ソフトウェアの組み合わせについて事前に検証を行っているので、導入後のトラブルが起こりにくいというメリットもあります。
Webサーバ |
Apache |
コネクタ(Apache/Tomacat) |
mod_jk |
アプリケーションサーバ(JSP/Servletエンジン) |
Tomcat |
アプリケーションサーバ(EBJエンジン) |
JBoss |
アプリケーション開発フレームワーク |
Struts |
DI・AOPコンテナ |
Spring |
O/Rマッピング |
Hibernate |
Java共通コンポーネント |
Commons、Taglibs、Axis、Log4j |
データベースエンジン |
MySQL |
BIツール |
OpenOLAP |
表1:サポートするアプリケーションのリスト
— リストに含まれていないソフトウェアのサポートはどうなるのでしょうか
寺田氏:個別にご相談いただきたいと思います。OpenStandiaではサービス内容によって「サポートサービス」と「サービスパッケージ」「プロフェッショナルサービス」の3つのレベルを用意しています。
「サポートサービス」と「サービスパッケージ」では弊社の推奨するソフトウェアのみサポートを行います。それ以外のアプリケーションについては「プロフェッショナルサービス」で個別にご相談させて頂く形になっています。
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