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| Catalystのインストール | ||||||||||||||||
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さっそく、必要な環境を用意し、Catalystをインストールしましょう。 |
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| 環境 | ||||||||||||||||
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今回試した環境は表1の通りです。Perlは自分でコンパイルしたものを使いました。CatalystはCPANシェルからインストールしました。
表1:今回試した環境 DebianにはunstableですがCatalystのパッケージ(執筆時点で5.69.02-1)がありました(Ubuntuでも使用可)。試してはいませんがFedora CoreにもCatalystのRPMがあるようです。 Windows環境でも、coLinuxやVMWare Playerといった環境がありますので、Catalystを試せるかと思います。また、ActivePerlのppmでいくつかCPANモジュールをインストールすることでWindowsでも問題なく動くという情報もWeb上にあります(注1)。 |
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| 本体と依存モジュールのインストール | ||||||||||||||||
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Catalystは英語で「触媒」という意味で、その名前の通り多数のCPANモジュールを媒介する触媒になっています。依存モジュールの数が非常に多く、かつてはそれがインストールのハードルになっていましたが、現在は比較的簡単に入ります。筆者が確認した限りでは、Module::FindとPath::Classだけ、依存性が解決されていないようなので、先に入れておきます(リスト1)。 リスト1:依存モジュールをインストール
# Perl -MCPAN -e "install Module::Find Path::Class"
後は、Task::Catalystをインストールするだけです(リスト2)。 リスト2:Task::Catalystをインストール
# Perl -MCPAN -e "install Task::Catalyst"
他の依存モジュールはすべて対話形式でインストールされます。Enterキーを押していけば問題なくインストールされると思います(入らない場合は、「install Catalyst」してみて下さい)。 |
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| プラグインとCPANモジュールのインストール | ||||||||||||||||
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Catalystには多くのプラグインがあり、また自身もプラグインによって構成されてもいます。 例えば、CatalystではMVCのモデルとビューで、モデルにDBIx::ClassやClass::DBIなど、ビューにTemplate-ToolkitやHTML::Templateなど、ユーザーの好きなCPANモジュールを選べます。これもプラグインで実現しています。また、最初に説明したように、セッションや認証など多くの機能をプラグインで実現しています。 今回使用するプラグインと必要なCPANモジュールは下記の通りです。
ビューとしてTemplate-Toolkit(TT)、モデルとしてDBIx::Class::Schema(DBIC::Schema)、日本語の取り扱いのためにCharsets::Japanese、フォームへの値の埋め込みのためにFillInForm、AjaxのためにPrototypeを使います。 |
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