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| 計画的なジョブ実行 | ||||||||||
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Hinemosでは、スケジューリング機能により計画的なジョブ実行を定義することが可能です。日次、週次、月次の定期的なジョブ実行や、日時指定のジョブ実行を設定することができます。 今回定義したサンプルジョブネットを日次ジョブとして、毎日4時30分に起動するように設定するには、起動させたいジョブネット(ジョブ)を選択し、図8のように設定します。 「スケジュール」の設定では、cronと同等の設定が可能です。指定した時刻になるとジョブネット(ジョブ)が実行されます。例えば、以下のように設定すれば、毎月1日の4時にジョブが定期実行されます。空欄はワイルドカードとして利用できます。
月:空欄 日:1日 時間:04時 分:00分
今回はご紹介できませんが、カレンダ機能やジョブの遅延監視機能(ジョブの開始、終了遅延を監視)、ジョブ変数などを利用することで、さらに細かなジョブ管理も可能となります。 |
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| 実行中のジョブネットに対するオペレーション | ||||||||||
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Hinemosでは、実行したジョブネットに対し、GUI上から停止や再開などの制御を行うことができます。 実際にオペレーションの一例を紹介します。 今回のサンプルジョブネットでは、あるジョブで処理に失敗してしまった場合、ジョブネットを中断し、以降のジョブは実行しないように設定されています。ここでは、失敗した処理を手動で実行し、正常に処理できたことを確認した後、ジョブネットのその後の処理を従来通り実行するといったケースを想定します。 3つの業務サーバに対して実行される「AP停止ジョブ」のうち、1つのサーバ(APSERVER1)で停止処理に失敗したとすると、ジョブネットの実行状態は、図9の画面のような状態となります(失敗時のスクリプトからの戻り値は255とします)。 ノードごとの実行履歴画面にて、APSERVER1のシェルスクリプトの戻り値が255であったことがわかります。 その後、APSERVER1のアプリケーションサーバ停止の失敗原因を調査し無事停止することができました。中断されていたジョブネットを再開したいと思います。異常が発生したノードのジョブを「停止」処理により、正常に終了した状態に訂正します。具体的には、終了値の値を正常終了値の範囲(この例では0)に変更します(図10)。 ![]() 図10:ジョブ終了値の変更 これにより、「AP停止ジョブ」は正常終了と判定され、以降のジョブが実行されます(図11)。 |
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| まとめ | ||||||||||
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今回はHinemosが提供する機能の中でジョブ管理機能に焦点をあてて、具体的なサンプルジョブを元にその使用方法を解説しました。次回は障害監視やログ監視などHinemosの監視管理機能の使い方について紹介します。 |
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