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AquaLogic BPM Suite
BEA AquaLogic BPM Suiteを使い倒す

第3回:ビジネスプロセスを実装しよう
著者:日本BEAシステムズ  渡邉 久晃   2007/1/9
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3. マネージャ向け機能を実装する

   最後にマネージャ向け機能について解説します。

BAM機能

   プロセスの進捗をグラフィカルに見る機能はもちろんのこと、アクティビティごとに作業負荷を表示する機能やウィザードベースで簡単に作成できるダッシュボード機能(図8)があります。

ダッシュボード作成画面
図8:ダッシュボード作成画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   この機能を使うことで、ビジネスプロセスの問題点の把握が容易になります。またプロセスデザイン時にシミュレーションで行った想定値と実行時にリアルタイムに算出される実測値との違いを把握することで、ビジネスの変化に呼応した継続的なプロセス改善が可能になるでしょう。

グラブ機能

   人間が関わるビジネスプロセスでは、必ずといっていいほど間違いが起こります。その際にプロセスを以前の状態に戻す必要が出てきます。

   そのような場合はAquaLogic BPM Suiteのグラブ機能を用いて、他のユーザが実行中のタスクを管理者が横取り(Grab)し、特定の処理を行った後に任意の位置のアクティビティに処理を戻すことができます。

グラブ機能
図9:グラブ機能


次回

   ここまで、ビジネスプロセスの実装の流れを大まかに見てきました。AquaLogic BPM Suiteは旧fuegoの頃からpure-play BPM製品としての8年の発展の歴史があり、かゆいところにも手が届く機能が他にも沢山あります。皆さんもぜひ使って試してください。

   次回はこれまで構築してきたプロセスを動かしていきましょう。ご期待ください。

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日本BEAシステムズ株式会社 渡邉 久晃
著者プロフィール
日本BEAシステムズ株式会社  渡邉 久晃
営業技術部 プリセールスエンジニア
国内大手SIを離れて4年前にpure-play BPMベンダーに転職して以来、国内で多くのBPM案件を稼動まで導いてきた実績を持つ。半年前にAquaLogic BPM Suiteの可能性を感じてBEAに入社し、プリセールスSEとしてBEA製品の全般を扱う。


INDEX
第3回:ビジネスプロセスを実装しよう
  プロセスモデルのアプリケーション化
  1. プロセスで使用する変数を定義する
3. マネージャ向け機能を実装する