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| 5年後のイントラブログ像はどのようになっているでしょう | ||||||||||||
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日立製作所 松本氏:キーワードとしては「検索技術の進化」「スマートセキュリティ」「完全自動化」でしょう。 必要な情報は社内・社外どこにあろうとも1アクションで検索を可能とし、検索した内容が有効であれば、同様の分野を担当するメンバーに自動的配信され共有されます。ここで閲覧されている情報は検索も共有もアクセス権にもとづいて認証システムで制御されています。 実はBOXERBLOG Sonarの上位製品である「BOXERBLOG Sonar PLUS」でほぼ実現されている機能ですので、5年後はこのような製品が一般的になっているというところでしょう。 スカイアークシステム 小林氏:イントラブログが存在するかわかりませんが、社内でブログを気軽なCMSとして活用するシーンが多くなると考えています。 ドリコム 清水氏:社内ブログは、5年後には、大小を問わずほとんどの企業で導入される情報ツールになっていると考えています。市場の状況としては、90年代中ごろの電子メールの状況と似ていると感じています。先進的な企業がトライアル導入をし、運用方法や必要となる機能がだいぶ洗い出されてきています。 また大企業様での大規模導入事例がではじめ、その価値が世の中に理解されはじめています。市場としては、2007年〜2008年が最も成長する時期だと考えています。 そうした中で、社内ブログは、電子メールやグループウェアと互いに補完しあう関係として連携を深め、社内のあらゆるアイディアが社内ブログに集まる、という情報コミュニケーションポータルになっていくと考えています。 |
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| 今後よりイントラブログが普及するためには何が必要だと思いますか | ||||||||||||
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日立製作所 松本氏:現在、電子メールはビジネスになくてはならないツールだと思いますが、今から10年前に企業が電子メールを導入しはじめた頃を思い出してください。恐らく、どこの企業もFace to Faceの重要性やメール≠業務という観点で導入には消極的であったと思います。 業務が効率化する「イントラブログ=業務」という意識が定着した時に、急激に普及が進むでしょう。そのためには業務利用の事例が増えてくることがポイントです。 スカイアークシステム 小林氏:私たちがお客様にブログでどのようなことができるのかをさらに明示化し、積極的に提案していくことが必要だと考えています。 ドリコム 清水氏:社内ブログを導入検討されているお客様の多くが抱えていらっしゃる不安は、「掲示板のように荒れるのではないか」「運営の手間が多くかかるのではないか」といった導入から社内で定着するまでの運営面の不安です。 これを解消していただけるように、「どういったサービス提供できるのか」というのが、普及にあたっては重要だろうと考えています。弊社ではこれまで業界でもトップクラスの導入実績数を数えています。この中で得られた運用のノウハウをこれから導入されるお客様に伝えていくことが、弊社の責任でもあり、強みでもあると感じています。 |
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| まとめ | ||||||||||||
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最終回の今回はイントラブログベンダー3社の担当者からイントラブログに関する未来をうかがいました。 イントラブログはまだまだ発展途上なアプリケーションで、一般的に普及しているとはいえない状況です。 しかしながら今回のインタビューでもわかる通り、現在様々な企業が抱えている社内のコミュニケーションに関する問題を解決し、コミュニケーションをベースにした新しい形のナレッジマネジメントを行える力を秘めています。 いち早く社員1人1人が持つ力に気づき、個々のノウハウやナレッジを経営に活かすことのできる企業が、Web 2.0時代のビジネスシーンにおいて成功する1つの要因であることは間違いありません。 イントラブログは、「コミュニケーションナレッジマネジメント」を実現するツールです。イントラブログの導入によって「社内コミュニケーション力の強化」そして企業経営まで「Web 2.0の活用」を目指してください。 |
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