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はじめてのapache
いまさら聞けないApache〜Webサーバ構築のキソ

第2回:Apacheをインストールしてみるのは難しくない

著者:ビーブレイクシステムズ  木下 喜雄   2007/7/4
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ディレクトリ構成

   以上でyumでのインストール作業は完了です。yumからインストールした場合、ディレクトリ構成がyum用になります。yumでのディレクトリ構成は下記の通りです。
NO パス 説明
1 /etc/httpd/conf/ Apacheの各種設定ファイルが置かれているディレクトリ httpd.conf:Apacheの各種設定ファイル
ports.conf:ポート番号設定ファイルなど
2 /etc/httpd/modules/ モジュールが置かれているディレクトリ mod_proxyなど
3 /usr/sbin/ httpdやapachectlが置かれているディレクトリ httpd:Apache本体
apachectl:Apacheの起動や終了などを行うためのスクリプトファイル
4 /var/log/httpd/ ログファイルが置かれているディレクトリ
※設定ファイルで変更可能
access.log:アクセスログ
error.log:エラーログ
5 /var/www/html/ インストール時の公開ファイルなどが置かれているディレクトリ
※設定ファイルで変更可能
このディレクトリに index.html を置く

表10:yumのディレクトリ構成

   aptと同様で1行目のディレクトリが重要です。このディレクトリ配下に各種設定ファイルが置かれています。


起動確認

   以上で、yumでのApacheインストール作業は完了です。さっそく起動確認をしてみましょう。では次のコマンドを入力し、実行してください。

# /sbin/service httpd start

   正常に起動した場合、次のメッセージが表示されます。

httpd を起動中:                                            [ OK ]

   正常にApacheが動作しているのか確認してみましょう。Webブラウザを起動し「http://インストールしたマシンのIPアドレス/」をURLに指定します。画面にディストリビュータが用意した画面が表示されるでしょう。

(起動確認画面)
図3:起動確認画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   なお、Apacheを終了する場合は次のコマンドを入力し、実行してください。

# /sbin/service httpd stop


yumでのパッケージ削除

   yumの最後として、パッケージの削除の方法を解説します。yumでパッケージ削除をする場合は管理者権限のユーザで次のコマンドを入力し、実行してください。

# yum remove httpd

   正しくコマンドを入力していれば削除処理が開始されます。

<省略>
=============================================================================
 Package                 Arch       Version          Repository        Size
=============================================================================
 Removing:
  httpd                   i386       2.2.2-1.2        installed         2.7 M

  Transaction Summary
=============================================================================
   Install      0 Package(s)
   Update       0 Package(s)
   Remove       1 Package(s)
<省略>


   ここではhttpdというパッケージが削除対象になっています。aptと同様、削除確認メッセージが表示されますので「Y」と入力してください。削除が完了すると「Complete!」のメッセージが表示されます。これでApacheの削除は完了です。

   以上がパッケージ管理ツールでのインストール方法の解説です。パッケージ管理ツールが依存関係を自動で解決してパッケージをインストールしてくれるため、Apacheを簡単にインストールすることができました。


今回のまとめ

   今回はApacheをaptとrpmからインストールする方法を解説しました。パッケージ管理ツールが非常に強力で皆さんが想像している以上にあっさりApacheのインストールが完了したと思います。次回はソースコードをコンパイルしてインストールする方法を解説します。

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株式会社ビーブレイクシステムズ 木下 喜雄
著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ  木下 喜雄
Javaスペシャリスト。前職ではCobol,VBを用いた大規模流通業向けシステム開発を行う。その現場で大規模システム構築時の開発効率の向上を目指してオブジェクト指向的な考え方を身につける。その後独学でJava言語を習得し、Java専業ベンダーであるビーブレイクシステムズに転職、現在は、Javaを用いた開発だけではなくお客様とのリアルコミュニケーションを実現できるマルチなエンジニアを目指し、日々奮闘中。


INDEX
第2回:Apacheをインストールしてみるのは難しくない
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  バイナリパッケージからのインストール
  起動確認
ディレクトリ構成