オプションの中で特に重要な項目はKeepAliveを有効にする -k オプションです。KeepAliveについては後ほど解説します。他にもさまざまなオプションが用意されています。詳しくは ab -h で参照することが可能です。
オプション
引数
説明
-n
リクエスト数
リクエストを何回繰り返すか指定します。
-c
同時発行リクエスト数
同時に出すリクエスト数を指定します。
-t
タイムリミット
レスポンスの待ち時間を秒で指定します。
-x
属性
HTML出力のtableタグに属性を指定します。
-y
属性
HTML出力のtrタグに属性を指定します。
-z
属性
HTML出力のtdタグに属性を指定します。
-k
なし
KeepAliveを有効にします。
表6:abで使える代表的なオプション
リスト1:設定ファイルの追記
<Location /server-status>
SetHandler server-status
Order deny,allow
Deny from all
# ここにはアクセスを許可するIPアドレスを記述します。
# 筆者の環境の場合、192.168.0.5のみ許可します。
Allow from 192.168.0.5
</Location>