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| key_bufferの効果を確認する | ||||||||||||||
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作成したindex_passにアクセスして、負荷をかけてみます。mysqlコマンドラインから、以下のようなコマンドを数度実行してください。なお、{PASSWD}は、実際にデータベースに登録されているものをいくつかピックアップしてください。
mysql> select * from test.http_auth where pass='{PASSWD}';
負荷をかけた後で、以下の項目を確認してください。 各項目は以下の通りの意味を持ちます。
表2:各項目の意味 キーバッファ内にあるデータについてはキャッシュから読み出され、キャッシュ内にないものはディスクから直接読み出されます。当然、ディスクからの読み出しが少ないほうがサーバ負荷が低くなります。つまりMySQLクライアントからの要求回数(Key_read_requests)に対して、なるべくディスクからの直接読み出し(Key_reads)を少なくするべきです。 リファレンスマニュアルではKey_read_requests/Key_reads比を100〜150以上にするよう推奨していますが、ここでの結果はそれを十分満たしていることがわかります。よって、今回のケースではkey_buffer_sizeは8Mbytesで良い、という結論になります。 |
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| key_buffer_sizeをデチューンしての測定 | ||||||||||||||
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とはいえ、これが結論では面白くありません。そこでkey_buffer_sizeが不足するとどのような問題が起こるのかを確認してみましょう。今回はこれまでのチューニングとは逆に設定値を8Mbytesから4Mbytesへ引き下げて測定してみます。 まず以下のようにkey_buffer_sizeを設定してください。
[mysqld]
その後、MySQLサービスを再起動します。
# /etc/init.d/mysql restart
また今回はこれまでとは多少測定内容を変更しました。キーバッファをより多く消費するようにusernameカラムのみに対するクエリで計測していたものを、他のpass、uid、gidカラムに対してもアクセスするようにSuper Smackの設定などを調整しました。キーバッファの消費量を多するためには、行を増やすなどの簡単な方法がありますので、検討してみてください。 |
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