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「要件定義、ヒアリング」と「基本設計」フェーズでの管理手法
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「要件定義、ヒアリング」と「基本設計」フェーズでの管理手法は以下のようなものがあり、これらはツールを利用することで負担を軽減することができます。
- 体制図の作成
- マインドマップ、ブレインストーミング、KPT法、見える化(注1)、オープンソロジー(注2)などの課題管理手法
表5:「要件定義、ヒアリング」と「基本設計」フェーズでの管理手法
KPT法とは、Problem(課題) → Try(改善) → Keep(定着)サイクルの頭文字を取った課題管理手法です。ホワイトボードやA3の紙などを以下のように区分けして、区分けごとに箇条書きしていきます(図1)。
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図1:KPT法の例
※注1:
見える化 トヨタ生産方式の用語から派生した、状況や問題点などをいつも見えるようにしておく手法
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「要件定義、ヒアリング」と「基本設計」フェーズでの便利ツール
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今回紹介するツールについて、有償のものは【有償】、フリーのものは【フリー】、オープンソースソフトウェアは【オープン】と記載しています。ぜひ導入検討時の参考として頂ければと思います。
表6:「要件定義、ヒアリング」と「基本設計」フェーズでの便利ツール
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図2:MindManager (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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図3:XEAD (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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「詳細設計」フェーズ
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「詳細設計」フェーズは、要求定義や基本設計で判明した内容を、システム化するための詳細設計を行うことを目的としています。アジャイル開発などでは、顧客の要求とのブレを最小限にするなどの目的で「モックアップ(Web紙芝居)」などを作成して、機能を決定していくこともあります。
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「詳細設計」フェーズでの便利ツール
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このフェーズで利用したい便利ツールとしては、以下のようなものがあげられます。
表7:「詳細設計」フェーズでの便利ツール
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図4:CSSEZ (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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次回は
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次回は、今回紹介できなかった5〜9までのフェーズについて、同様に解説します。
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著者プロフィール
株式会社システムインテグレータ 安治 理之
物流、顧客管理、生産管理、販売予測、etc対応などの個別システム案件開発から、EC(電子商取引)、LMS(学習管理)、ERPなどのパッケージカスタマイズ開発まで、お客様ごとに異なる案件に対応し続けて幾年月。よりよいオーバーホール手法を求めつつ、現在もフルスクラッチ型案件開発を中心に、稼働を続けるシステムエンジニア。
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