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【バグ管理の作法】バグ管理のノウハウ 第1回:バグはなくならない? 著者:シンクイット編集部 公開日:2007/12/4(火) バグ管理のツール 実際にバグの管理には、どのようなツールが使われているのだろうか。 従来からある手法としては紙やエクセルを用いるものがある。また、近年ではバグ管理ソフトウェア(BTS:Bug Tracking System)を使うケースも増えている。 BTSとは、ソフトウェア開発プロジェクトにおけるバグやタスクを管理するシステムのことである。発生したバグを管理し、その修正状況を追跡することができき、プロジェクトのバグの状況(数や担当者など)を把握に効果を発揮する。また、チーム開発における情報共有ツールとしての側面もあり、開発を効率的に進めていく上で大きな効果を発揮する。 また、BTSはオープンソースソフトウェアもいくつかあり、コストがかからないことから導入しやすく実績も増えている。さまざまなプロジェクトで使われはじめている。有名なBTSとしては「Bugzilla」「影舞」「Mantis」「Trac」などがある。BTSについては、木曜日の特集記事でも取り上げているので、参考にしていただきたい。
バグ管理の手法 BTSの利用が増えてきていることは確かだが、BTSは新規のプロジェクトで導入することが望ましい。従来のプロジェクトにBTSを導入すると、移行に非常にコストがかかる。また、プロジェクトの進め方も変化するため、プロジェクト自体が混乱してしまうからである(BTSについては、以下のURLを参考のこと)。
PHP開発手法
「第6回:BTS(Bug Tracking System)の利用」 バグ管理をはじめるにあたって このようにバグ管理ではさまざなツールが用いられている。しかし、ツールだけでは効率的なバグ管理が実現できるわけではない。そこで本連載ではツールなどにこだわるのではなく、実際にバグ管理を行うにあたっての運用のポイントをまとめていく。 次回以降では、TIS株式会社の栗栖義臣氏ご登場いただき、バグ管理手法の比較や運用におけるポイントを解説し、今日からバグ管理をまかされた方でも、実践できるノウハウを紹介していく。12月11日公開の第2回を楽しみにしていただきたい! |
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