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| EmployeeS2DaoへのAOP適用 | ||||||||||||
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最後に、EmployeeS2Daoに独自に実装を行ったトレースログを追加します。 |
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| Adviceの作成と定義ファイルの修正 | ||||||||||||
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EmployeeManagerImplではSeasar2の提供するTraceInterceptorを利用しましたが、EmployeeS2DaoにはAroundAdviceとして独自実装のトレース処理"TraceAdvice"を追加します(リスト10)。 リスト10:EmployeeDaoImpl用のトレース処理 |
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public class TraceAdvice implements MethodInterceptor {
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またリスト11はコンポーネント定義ファイルのEmployeeS2Daoに関連する設定部分です。リスト11の(2)は、独自のトレース処理として実装したTraceAdviceのコンポーネント定義です。 リスト11の(3)は、EmployeeManagerImplでの設定と同様にInterceptorChainを使用してTraceAdviceとdao.interceptorをコンポーネント"daoAop"として定義しています。 リスト11の(1)は、コンポーネント"daoAop"をEmployeeS2Daoのすべてのメソッドに適用しています。 リスト11:EmployeeDaoImpl用のAOP設定 以上でEmployeeS2Daoに対するAOPの適用は終了です。ここまで解説したAOPの動作確認は第5回で紹介したサンプルを動かすことで可能です。
Seasar2版
Spring版
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| Seasar2のまとめ | ||||||||||||
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今回の連載ではSeasar2のAOPを駆け足でみてきました。Seasar2のAOPの概要とシンプルな使用感を感じ取っていただけたでしょうか。 Seasar2のDIの回でも述べましたが、Seasar2のスタンスは定められたルールの元で開発者の作業負担を減らすことです。Seasar2のAOPもまた、そのポテンシャルと使用負荷のバランスがうまく実現できていると思います。 今回の連載ではバージョン2.2.10を使用しましたが、それ以降のバージョンではさらにに便利な機能が追加されています(表6)。ぜひそれらのバージョンもダウンロードして、その内容を確かめてみてください。
表6:新バージョンで追加された機能 次回はいよいよ連載の最終回、SpringのAOPの回になります。お楽しみに! |
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