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メッセージダイジェスト関数の利用例 |
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- メッセージダイジェストの利用例1
- フォームに記入後、実際にDBに登録する前に確認ページを表示し、その確認ページからの送信でDBに保存
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メッセージダイジェストを利用しない場合、ユーザーが送信したデータが期待した値であるかをチェックしたり、一時的に保存したデータを読み込むために、2回以上のDBアクセスを行わなければならない場合があります。メッセージダイジェストを利用することにより重複した送信情報のチェックが省略可能になります(図28)。
図28:メッセージダイジェストの利用例1
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- メッセージダイジェストの利用例2
- Webページの参照可能期間を設定したページへのアクセス
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Eメールなどで送信したURLに、参照可能な期間を設定したい場合があります。データベースに参照可能期間を保存した場合、ページアクセスごとにデータベースアクセスが発生します。メッセージダイジェストを利用すると、URLに改ざんがないか確認するためのデータベースアクセスを省略することができます(図29)。
図29:メッセージダイジェストの利用例2
実際にメッセージダイジェストを利用する方法については次回で解説します。
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著者プロフィール
大垣靖男(OHGAKI, Yasuo)
University of Denver卒。同校にてコンピュータサイエンスとビジネスを学ぶ。株式会社シーエーシーを経て、エレクトロニック・サービス・イニシアチブ有限会社を設立。Linuxはバージョン0.9xの黎明期から利用してるが、オープンソースシステム開発やコミュニティへの参加はエレクトロニック・サービス・イニシアチブ設立後から。PHPプロジェクトのPostgreSQLモジュールのメンテナ、日本PostgreSQLユーザ会の四国地域での活動等を担当している。
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