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| はじめに | |||||||||||||||||||||||||||
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5回に渡って解説してきた本連載も今回が最終回です。そこで今回は、今までの内容をもう1度復習してみたいと思います。 また最後に非常に簡単ですが、MySQLの将来バージョンについて紹介します。 |
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| 特長 | |||||||||||||||||||||||||||
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本連載で解説してきた内容の中から、PostgreSQLとMySQLの特長的な項目を表1にまとめました。
表1：PostgreSQLとMySQLの特長 表1から、PostgreSQLとMySQLにはいくつか異なった特長があることがわかると思います。 まずはライセンスです。PostgreSQLはBSDライセンスのため使用制限がほとんどありません。一方のMySQLはGPLと商用ライセンスのデュアルライセンス形態を採用しているOSSのため、使用目的によって的確にライセンスを選択する必要があります。 また、ソフトウェア実装上の大きな違いとして、サーバアーキテクチャが上げられると思います。PostgreSQLはマルチプロセスで、MySQLはマルチスレッドです。マルチプロセスとマルチスレッドでどちらが有利かは、PostgreSQLとMySQLを動作させるプラットフォームに依存します。Windows上にて動作させる場合は、マルチスレッドの方が有利だと思います。 さらに表1内には記載しませんでしたが人気といった観点も気になるところだと思います。定量的な情報を持っていないので恐縮ですが、海外においてはMySQLの方が圧倒的な人気を誇っているようです。ところが日本国内においてはPostgreSQLの人気が高く、活用実績も豊富のようです。この理由の1つとしては、日本PostgreSQLユーザ会の活動が非常に活発であることが影響しているのではないかと考えられます。 人気については今後の動向も気になるところです。海外の人気に押され日本国内でもMySQLの人気が高まるのか、はたまたPostgreSQLの人気が海外にまでおよぶのか、注目されるところです。例えば、MySQLの主要ストレージエンジンであるInnoDBエンジンの開発元が大手商用RDBMSベンダーのOracle社に買収されたことなども、今後の人気に影響してくる可能性があります。 |
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