|
||||||||||||||||
| 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||||||
| Scaffold | ||||||||||||||||
|
前回は、Scaffoldを使って簡単なアプリケーション「アドレス帳」を作成しました。たった数回の操作だけで、Webアプリケーションを構築するための足場(Scaffold)を組み上げることができました。 Scaffoldで生成されたアプリケーションは、CRUD(Create、Read、Update、Delete)の機能を備え、Rails開発において重要な要素が数多く含まれています。これらを手がかりにRails開発の基礎を学んでいくことにしましょう。 |
||||||||||||||||
| コマンドプロンプトを使用したアドレス帳アプリの作成 | ||||||||||||||||
|
前回はRadRailsを使用してアプリケーション「アドレス帳」の作成方法を紹介しましたが、コマンドプロンプトに下記のコマンドを入力することで、前回のアプリケーション「アドレス帳」と同じことが実現できます(実行時に出力されるログは省略しています)。
rails AddressBook
1行目のコマンドでプロジェクトを作成し、3行目にてscaffoldジェネレータによるアプリケーションの作成を行っています。 |
||||||||||||||||
| アーキテクチャ | ||||||||||||||||
|
RailsはMVCモデルを採用したフレームワークです。アプリケーションは「状態を保持するモデル」「表示や入出力を担当するビュー」「それらを統率するコントローラ」の3種類に分けられます。 まずはモデル/ビュー/コントローラがどのように配置され連携し、Webアプリケーションとして動作していくのかを解説します。 |
||||||||||||||||
| ディレクトリ構成 | ||||||||||||||||
|
Railsではアプリケーションの開発に必要なディレクトリ構成が、あらかじめ決められています。特に重要なディレクトリは次の通りです。 ![]() 図1:アプリケーションの開発に必要なディレクトリ構成 図1を含むすべてのディレクトリ構成は、前回紹介したRadRailsでプロジェクトを作成、もしくはコマンドプロンプトからrailsコマンドを実行することによって自動的に生成できます。 |
||||||||||||||||
| 基本的な処理の流れ | ||||||||||||||||
|
Railsはユーザからのリクエストをどのように処理しているのでしょうか。Railsの最も基本的な処理の流れを見てみましょう。
表1:基本的な処理の流れ ![]() 図2:基本的な処理の流れ Railsでは、URLをもとに呼び出すコントローラ、アクション、ビューを決定します。例えばコントローラ「contacts」、アクション「list」を呼び出す場合のURLは、以下のようになります。
http://localhost:3000/contacts/list
またコントローラの処理結果を使って、Webブラウザに結果を表示するためのビューは、コントローラ名のディレクトリ配下の「アクション名.rhtml」という決まりです。先ほどの例の場合は「/views/contacts/list.rhtml」となります。 もちろんこれ以外の形で処理を行うことも可能ですが、基本的にはこの流れにそって処理が行われます。 このマッピングルールにも、設定よりも規約を重視するRailsの特徴が活かされています。マッピングに関する設定ファイルを記述する必要がなくなり、非常に合理的な機構となっています。 |
||||||||||||||||
|
1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||



