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ZABBIXエージェントをLinux/Windowsにインストール
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前回はZABBIXサーバのインストールまでの手順を紹介しました。今回は実際に監視対象となるLinuxおよびWindowsマシンへエージェントをインストールする方法について説明します。
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ZABBIXエージェントのインストール〜Linux編〜 |
ZABBIXエージェントはinetd/xinetdを利用する方法(zabbix_agent)と、単独のサービスとして起動させる方法(zabbix_agentd)があります。
inetd/xinetdを利用した場合、ドメイン名やIPアドレスなどに基づいた詳細なアクセス制御を行うことが可能です。しかし監視サービスという性質から、一定量のアクセスが発生し、中には応答時間に関わる監視項目も存在し得る点と、ZABBIXエージェント単体でもIPアドレスによるアクセス制御が可能であることから、今回は単独のサービスとして起動するzabbix_agentdについて説明します。
なお、ZABBIXサーバのインストールと重複する手順がありますが、エージェントのみをインストールする場合を想定してすべての手順を解説していきます。ここでは本連載の第1回「ZABBIXをインストール」と同様に、CentOS 4.4での例を取り上げます。
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ZABBIXのソースファイルを入手 |
以下のsourceforge.netのZABBIXのページからソースファイルをダウンロードします。

図1:sourceforge.netのZABBIXのページ
今回は、ZABBIXサーバと同じバージョンの「zabbix-1.1.4」を利用します。ダウンロードが完了したら適当なディレクトリに展開します。
$ cd /tmp
$ tar zxvf zabbix-1.1.4.tar.gz
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ZABBIXエージェントのコンパイルとインストール |
展開したZABBIXのソースディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。
$ cd zabbix-1.1.4
$ ./configure --enable-agent
(中略)
$ make
$ su
password:
# make install
これで/usr/local/binの下にzabbix_agentとzabbix_agentd、zabbix_get、zabbix_senderの各バイナリがインストールされます。
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著者プロフィール
ZABBIX-JP 寺島 広大
システムインテグレーション、ネットワーク運用管理を経験後、現在は某Linuxディストリビュータに勤務。顧客の監視システム構築の際にZABBIXを知り、仕事の傍らZABBIX-JP Webサイトの作成、管理を行っている。
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