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本当は難しい異種データベース連携〜DataCoordinatorで解決〜
第2回:DataCoordinatorを使ってみよう
著者:
日本電気 白馬 智博
2007/3/8
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DataCoordinatorを使ってみよう
「第1回:データ連携の必要性を再確認」では、改めてデータベース間でのデータ連携の必要性について解説しました。
今回からは、データ連携を行うためのレプリケーション製品「DataCoordinator」を使い、実際の手法について紹介していきます。
本連載では試用版のDataCoordinatorを基に説明を行っていきます。同ソフトウェアは次のWebサイトからダウンロードすることができます。
試用版DataCoordinatorダウンロードURL
http://www.ace.comp.nec.co.jp/dc/
表示されたページで「ダウンロード」をクリックします。表示されたページで、「試用版」の「DataCoordinator/RA Ver4.1試用版(70,252KB)」をクリックしてください。
試用版の使用条件が表示されますので、内容を確認して「同意する」ボタンを押してください。次に「ダウンロードファイル」の「DataCoordinator_cmn_V4.1.zip(70,252KB)」をクリックすると、ダウンロードができます。
試用版の動作環境は以下の通りです。
DataCoordinator/
RAサーバ
Windows 2000/2003 Server
DataCoordinator/
RAエージェント
Windows 2000(Oracle9i/10g、SQLServer2000、PostgreSQL 8.0以降)
Windows 2003 Server(Oracle9i/10g、SQLServer2000/2005、PostgreSQL 8.0以降)
表1:DataCoodinator試用版の動作環境
なお、DataCoordinator/RAサーバとDataCoordinator/RAエージェント、管理クライアントを同一サーバにインストールして実行することも可能です。
DataCoordinator/RAサーバのインストール
まずは、DataCoordinator/RAサーバのインストールを行います。このインストール作業はAdministrator権限を持つアカウントで行います。
ダウンロードしたインストーラ「DataCoordinatorRA.exe」をダブルクリックし、インストールプログラムを起動します。
「インストール開始」画面が表示されるので「次へ」ボタンをクリックします(図1)。
図1:インストールの開始
インストールの選択肢として「サーバ」と「エージェント」があるので、「サーバ」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。続けて、インストールパスを指定し「次へ」ボタンをクリックします。
サーバのホスト名またはIPアドレス、ポート番号を指定する画面が表示されます。必要な値を設定し「次へ」ボタンをクリックします(図2)。
図2:サーバの情報を入力
サーバが利用する最大メモリサイズを指定して「次へ」ボタンをクリックします。ここでDataCoordinator/RAサーバで使用するメタデータベースのインストール先を選択しますが、今回はインストールパスと同じものを選択して「次へ」ボタンをクリックします。
メタデータベースのアカウントとパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。さらにDataCoordinator/RAサーバサービスのスタートアップ状態を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
製品アイコンの作成場所を指定する画面が表示されるので、ここでは新しいプログラムグループを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
設定した内容を確認後「実行」をクリックするとDataCoordinator/RAサーバのインストールが開始されます。
インストール終了後、サーバを再起動するとDataCoordinator/RAサーバが利用できる状態になります。
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著者プロフィール
日本電気株式会社 白馬 智博
入社当初はMFのデータベース開発に携わりました。その後、大規模案件のSE(インフラ構築、運用)を経験。現在は、データ連携製品のプリセールを担当して、日々奮闘しています。
INDEX
第2回:DataCoordinatorを使ってみよう
DataCoordinatorを使ってみよう
DataCoordinator/RAエージェントのインストール
インストール後のエージェントの設定