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| PostgresForestの動作を決めるグローバルシステムカタログ | ||||||||||||||||||||
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「第1回:可用性と拡張性を備えたデータベースPostgresForest」では、PostgresForestの特徴から、テーブル構成や機能までを解説しました。今回は、負荷分散や並列処理といったPostgresForestの特徴をどのように実現しているのか、その仕組みについて解説します。 |
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| グローバルシステムカタログとは? | ||||||||||||||||||||
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PostgresForestの内部を説明するにあたって欠かすことができないのが「グローバルシステムカタログ(以下、GSC)」と呼ばれているものです。 GSCを一言であらわすとPostgresForestの動作に必要な情報を集めたデータベースとなります。例えば、あるPostgresForestクラスタは何台のPostgreSQLサーバから構成されているのかや、どのPostgreSQLサーバが障害中となっているのか、どのテーブルがレプリケーションテーブル/パーティションテーブル構成なのか、といった情報が収められています。
表1:GSCが保持している情報 GSCはPostgreSQLサーバ上のデータベースとして作られているため、通常のPostgreSQLに接続するツール(psqlやpgAdminなど)を使って参照することが可能です。ただし、そうしたツールでGSCの内容を書き換えた場合、その後のPostgresForestの動作は保障できなくなることに注意してください。 GSCを作成するには、管理用ツールを使用します。そして、仮想化モジュール(PostgresForestのJDBCドライバのこと。以下、JDBCドライバ)によって、参照や更新が行われます。 JDBCドライバは必要に応じてGSCに格納された情報を参照し、クエリの処理やサーバ情報の管理、コネクションの管理などを行い、ユーザアプリケーションからの要求に応えることになります。 ![]() 図1:JDBCや管理ツールから見たGSCとユーザデータベース |
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