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日本オラクル、小規模システム向け高可用性データベースパッケージを低価格で提供

オラクル高可用性データベース

2007/3/2 11:00

従来製品より低価格でシステムの高可用性を維持

日本オラクルは3月1日、小規模システム向け高可用性データベース「Oracle Real Application Clusters for Standard Edition導入パッケージ」の提供をパートナー各社と協業して開始することを発表した。価格は400万円から。

Oracle Real Application Clusters for Standard Editionは、中規模の企業環境での使用に適したOracle Databaseで、データベースクラスタシステム「Oracle Real Application Clusters」の機能が標準で実装されいる。Oracle Real Application Clustersは構成するサーバのすべてが本番系として稼動するため、障害発生時に待機系に切り替える時間が必要なく、極めて高い可用性を実現できるという。

同パッケージは簡単にインストールおよび設定を行うことが可能で、クラスタウェア、自動ストレージ管理および他の自己管理機能が完全実装されているという。構成は以下の通り。

  • Oracle Database Standard Editionのライセンス
  • Oracle Real Application Clusters for Standard Edition(SE RAC)
  • 推奨ハードウェア構成一式
  • オペレーティングシステム
  • 導入サービス

同パッケージ提供パートナーとして、現時点では大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン、デル、日本アイ・ビー・エム、日本ヒューレット・パッカード、日立製作所が参加しており、今後も順次増えるという。

問い合わせ先

日本オラクル株式会社

URL:http://www.oracle.co.jp/

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(ThinkIT編集局  千本松 歩)