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Microsoftのエバンジェリストが語るIoT活用の5つのアドバイス

2017年10月31日(火)
ReadWrite Japan

我々はマイクロソフトで企業がIoTという大きなチャンスを利益に変えるための手伝いをしているが、IoTという言葉は非常に幅広い意味を持つため何からはじめて良いかわからない人もいるのではないだろうか。

またセキュリティや導入について多くの質問が寄せられるが、我々に求められる二つの大きな課題とは、何に力を入れ、どこから手をつけるかだ。

3月にSan Joseで開かれたイベント IoT in Actionで、マイクロソフトのIoT専門家とArrow, Avnet, Advantechといったパートナー企業、またシステムインテグレーターやISV、OEM業者達と、IoTソリューションづくりをどう始めるかについて話をした。

以下を読み、次回ボストンで開かれるイベントの予約を入れ、IoTで何ができ、適切な問題解決のパートナーを見つけて欲しい。

彼らからもらった意見は次の通りだ。

1. プラットフォームをまず理解する

IoTで何ができ、何ができないのかを理解することは大事だ。多くの企業はどういったプラットフォームに向き合い、IoTアプリを作り上げていくかを理解しないために、IoTへの投資の本当の価値をわかっていない。

プラットフォームがどう動き、それが日々のビジネスプロセスにどう結びつくのかを示してくれるパートナー選びは極めて重要だ。コンサルティングパートナーは必要だろうか? どう言ったデバイスやマシンが接続されなければならないのか? 流れ始めたデータに何が起こるのか?

マイクロソフトのIoTサイトではケーススタディやホワイトペーパー、ビデオ教材などIoTの理解を助け、次に何をするかを決める上で役立つ情報が入手可能だ。

Highlights from IoT in Action with Microsoft in March 2017

2. 自分の強みとやろうとしていることを把握する

どんな会社でも自分の強みというものがあり、それを知ることで即座に使えるデータを生み出すことも可能となる。ではその強みをどう見つけ出せばいいのか?まず自分の市場での立ち位置を知り、どういった顧客を相手にし、IoTでできることで彼らが何を必要としているのかを自分に問いかけることだ。

多くのIoT構想には最終的にどこに行き着くのか、誰が相手なのか、そしてIoTプラットフォームをどのように収益化するかを決めるプランが欠落している。もしあなたの目的がコスト削減や新しい収入源の獲得、顧客の定着率向上にあるのであれば、これらについて早い段階ではっきりさせておく必要があるだろう。

繰り返しになるが、「自分の価値とは何か、何をもって戦うのか」を自分に問いかけるのだ。IoTアプリケーションといってもさまざまなものがある。エコシステムの中における自分の価値を見つけることで、それを価値あるソリューションに変える方法が見えて来る。

「自分はどう言ったジャンルの立ち位置に属し、この数年どう言った体験を生み出してきたか?相手にしてきた企業や顧客とはどういうタイプだっただろうか?パートナーの価値はどうか?自分の価値を最も発揮出できるところから手をつけることだ」

Microsoft IoT営業部門 副社長 Rodney Clark

3. 顧客の意図を予測する

今回話を聞いたリーダー達は、IoTでの勝ち組は常に顧客の意図を汲み取り、理解し、そして彼らが次に何をするのかを予測できる人たちだと言っている。

例えば店内にセンサーを導入することで、ある人が何度来店したかというデータは得られるが、ここからは同時になぜその顧客は来店し、次に起こす行動は何かという理解にも繋げられる。

行動を起こす前に自分の顧客は誰かを知るために一番良いのは、自分のゴールをはっきりさせることだ。最新のソフトやハードを揃えただけでは不十分である。

4. IoTでやることをしっかり絞り込め

自分の目標に到達するための道は多く開かれている。あなたがやらなければならないこととは自分のゴールを設定することだ。それを実現するためのioTデバイスに適合するOSや、十分な速度とセキュリティを提供できるクラウドサービスなど、手段は多くある。

では自分が必要とするものはなんだろうか? 繰り返しになるがそれがゲートウェイプロバイダであれクラウドやシステムインテグレーターであれ、自分の狙う所を理解する適切なパートナー選びは大事である。

自分の狙いが定まれば、エンドの顧客を念頭に置き、ビジネスを優位に進めるために適切なチームづくりを始めることができる。

「途方もないことをやってやろうと思わずに、自分のやるべきことを絞り込み、適切なパートナーとの関係性を保つことに集中するべきだ」

Grail Research マネージングディレクター Manik Rane

5. 目標を宣言してパートナーを見つける

なにかを始めるにあたって最も良いことは、目標がはっきりしていることだ。目的は収入アップだろうか、コスト削減だろうか、それとも顧客満足度だろうか? ならそれを宣言するべきだ!これを会社レベルでできれば、自分と同じエコシステムに属し、ともに目標を達成できるパートナーを見つけることができるだろう。

「何をやるかを決め、ゴールを設定したらそれを宣言しろ!」

Microsoft IoT部門 GM. Tom O’Reilly

ReadWriteと共催して2017年3月にIoT in Actionのイベント成功を受け、ボストンでも10/30に同じイベントが行われる予定だ。

ボストンのマイクロソフトはIoT in Actionを登録し、世界中のどこにいてもIoTエコシステムパートナーと連携しIoTを実施できるか学べるようにしている。

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[原文4]

※本ニュース記事はReadWrite Japanから提供を受けて配信しています。
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