活動当初は、オフショア部会メンバーですら何が問題で、どうすれば解決できるのか整理がついていないのが実情でした。例えば、「詳細設計はどのレベルまで記述すべきか?国内パートナーへ委託時に記載しているレベルでは仕様が伝わらず、それ以上厳密に書くには日本側の負担が大きすぎる」「中国側が報告してくる進捗状況は、信頼度が低い」「ブリッジSEがうまく機能しない」といった課題や悩みがありました。
前回まででオフショア開発にモデリングを活用するとメリットがあるということは分かっていただけたことと思います。今回は私がプロジェクトマネージャとしてかかわってきた「Elapiz BE」(以下Elapiz)というビジネスモデリングツールの開発プロジェクトの事例を紹介します。Elapizは、2004年の開発当初より中国に開発を委託しており、ピーク時の体制は中国側20人前後、日本側6人で現在も継続中のプロジェクトです。
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