「第3回:Debianで作るプロジェクト管理環境」では、汎用的なサーバOSとして、Debian GNU/Linuxを取り上げた。しかし世の中には特定の用途に的を絞りカスタマイズされたサーバOSも存在する。筆者が調査したところでは、特定用途向けサーバOSを総称する言葉が見当たらなかったため、本連載ではこのようなサーバOSを「アプライアンスOS」と呼ぶことにする。
「第1回:そもそもサーバOSとは何か」ではサーバOSのおおまかな分類と特徴を、そして「第2回:OS選定のポイントを整理する」では当社を例にとりサーバOSの選び方を紹介した。ここまでを理論編とすると、ここからは実践編として、実際の構築に加え、「なぜそのサーバOSなのか?」「そのサーバOSの採用にどんな付加価値があるのか?」といった舞台裏も紹介していく。
本連載もつつがなく第2回を迎えることができた、と言いたいところだが、本題に入る前にまず「第1回:そもそもサーバOSとは何か(http://www.thinkit.co.jp/article/80/1/)」 の内容について補足を書いておく。前回はサーバOSを「Windows系」「UNIX系」「Linux系」「BSD系」の4つの系統に分類したが、読者より「UNIX系、BSD系という 分類は、Mac OSXやSolarisの分類が微妙にならないか」といった趣旨の指摘をいただいた。事実、筆者もこの点は執筆にあたり悩んだところでもあった。
「『OS-1グランプリ』って言うけど、そもそもサーバOSってどんなのがあったっけ?」という方にぜひ読んでいただきたいのが、この「今日からはじめる OS入門」。執筆はぷらっとホームの若き獅子、松下 享平氏だ。学生時代よりISP立ち上げに挑戦するなどして、常にアグレッシブに経験を積み審美眼を磨いてきた松下氏。一見するとシャープでクールな文体だ が、見え隠れするITへの愛情が読者をOSの森へと誘う!それでは松下氏どうぞ!
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