前回は、DLPソフト「Symantec Data Loss Prevention」(Symantec DLP)を例として、DLPテクノロジーの概要を紹介した。
DLPテクノロジーを活用して情報漏えいリスクを低減するためには、DLP製品上の各種設定を適切に行うだけでなく、訓練されたインシデント対応チームを準備するなど、運用体制作りも重要である。今回は、実際にDLPを利用して情報漏えいリスクを低減させた事例を踏まえながら、DLP導入プロジェクトを成功させるための勘所について考察する。
情報漏えいを防止するためのDLP(Data Loss Prevention)製品は、精度の高い機密情報検出テクノロジーをベースとして、ストレージDLP、エンドポイントDLP、そしてネットワークDLP の3つのコンポーネントから構成されている。今回は、それぞれのコンポーネントの機能の概要を紹介し、どのような場面でそれぞれのコンポーネントが役立つ かを説明する。