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仕事で使えるRed Hat Enterprise Linux徹底入門 |
Wikiでプロジェクト管理(前編)
著者:上鍵 忠志 2006/10/3
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リンク
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PukiWikiは大きく分けて2種類のリンク方式があります。通常のURL(「http://...」「ftp://」「mailto:...」など)と、「[[ページ名]]」という形式です。前者は自動的にリンクになり、指定されたURLの処理が行われます。後者はPukiWiki内コンテンツへのリンクで、コンテンツを自由に行き来できるようになります。また後者はいくつかのオプション的要素があります。
例えばリスト2のような記述をすることで、見た目の表示と実際のリンク先を変えることが可能です。例えば「[[インストール方法>howto_install]]」といった表記をすることで、可読性を高めることができます。
リスト2:リンク先と実際の表示を分ける例
[[表示名>実際のページ名]]
[[表示名:URL]]
他にも箇条書き、寄せや定義書きなどがあります(書籍のみの掲載となります)。より詳細な記法などの情報は、オフィシャルサイトのヘルプや整形ルールを参照してください。
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構築概要 |
PukiWikiによる構築の概要を示します(表2)。httpdやphpのインストールをまだ行っていない場合、次の手順で行ってください。
構築ホスト名(FQDN) |
www.example.com |
アクセスURL |
http://www.example.com/pukiwiki/ |
インストール先ディレクトリ |
/var/www/html/pukiwiki/ |
表2:構築概要
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httpdとphpをインストールする |
httpdとphp(とphp-mbstring)をインストールしましょう(リスト3)。httpdの設定はページ数の都合でここでは割愛しますが、自分以外に公開するときはhttpdおよびphpの設定は適切に行ってください。この記事の内容を試すだけであれば、httpdとphpともに設定ファイルを編集する必要はありません。
リスト3:httpdなどのインストール
# /usr/bin/up2date -i httpd php php-mbstring
設定が終了したら、リスト4のようにして実行します。「OK」が出たらトップページにアクセスし、正しくアクセスできることを確認しましょう。すでに起動している場合、念のためにstartをrestartとし、httpdを再起動してください。
リスト4:httpdの起動
# /sbin/service httpd start
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著者プロフィール
上鍵 忠志
ウノウ株式会社に入社したてのエンジニア。猫と妻息子に支えられつつ今までの業務で培ったノウハウとオープンソース活動で得たノウハウを活かしていきたいと思います。
コメントなどはブログやmixiでいただければと思います。
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