super-smackでは、gen-dataコマンドでデータを生成します。まず以下のように実行してください。
$ gen-data -n 90000 -f %12-12s%n,%25-25s,%n,%d > ~/var/words.dat
なお、このコマンドの中にある「-f」のオプション以外にも、下記のような設定ができます。
オプション |
意味 |
-n |
データ行数を指定 |
-f |
データフォーマットを指定(カンマ区切り) |
s |
文字列(上記の場合、%12-12で12文字に制限、などの指定が可能) |
d |
ランダムな整数値 |
n |
1,2,3,…と単調増加する整数値 |
表2:super-smackのオプションパラメータ
このパラメータのうち、「-f」が難解ですが、実際に作成された「~/var/words.dat」の中を見れば類推可能ですので、いろいろ試してみてください。
次に、作成したデータをMySQLサーバへコピーし、testデータベースへロードしましょう。以下では、MySQLサーバの/tmpへwords.datをコピーしたものとして手順を示します。
$ mysql -u root -p
mysql> CREATE TABLE test.http_auth (
-> username char(255) not null primary key,
-> pass char(25),
-> uid integer,
-> gid integer);
mysql> LOAD DATA INFILE '/tmp/words.dat'
-> INTO TABLE test.http_auth FIELDS TERMINATED BY ',';
さらに、MySQLクライアントからMySQLサーバへ接続するための設定も追加しておきます。なお「$HOST」はMySQLクライアントのホスト名orIPアドレス、「$PASSWD」はMySQLサーバへ接続する際のrootユーザのパスワードを指定します。
mysql>grant select,insert,update,delete on *.* to root@$HOST identified by '$PASSWD';
|