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徹底比較!! Eclipse & NetBeans 5
第5回:デバッグまでの機能比較と総評
著者:
ビーブレイクシステムズ 山下 広人
2006/4/19
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プロジェクトへのドライバの登録
データベースへの接続を行えるように、プロジェクトに対してJDBCドライバを登録する必要があります。
本連載の「
第4回:プロジェクト構築の機能比較
」でデータベースへ接続してテーブルやデータの登録を行いました。しかし第4回で紹介したのはNetBeans 5.0とEclipseの一機能としてデータベースの操作を行っただけですので、プロジェクトの実行環境としては別途JDBCドライバを登録する必要があります。
表2にJDBCドライバの登録方法を示します。
手順
NetBeans
Eclipse
1
ProjectウィンドウからLibrariesを左クリックして、「Add JAR/Folder」を選択します
ファイルメニューからインポートを選択します
2
PostgreSQLをインストールしたフォルダから、「postgresql-8.1-405.jdbc3.jar」を選択します
インポート画面から「ファイル・システム」を選択して、「次へ」ボタンを押します
3
-
以下の情報を設定します(図3)
ソース・ディレクトリー:PostgreSQLをインストールしたフォルダ
指定するドライバ:postgresql-8.1-405.jdbc3.jar
宛先フォルダー:HelloWorld/WebContent/WEB-INF/lib
表2:JDBCドライバ登録方法
図3:ドライバ指定
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
アプリケーションサーバ設定
デバッグの前にアプリケーションサーバ(以下、APサーバ)の設定が必要です。「
第3回:開発環境の整備
」でも説明しましたが、NetBeans 5.0では設定する必要がありません。しかしEclipseでは、以下のような設定が必要です。
手順
NetBeans
Eclipse
1
なし
APサーバを作成します
2
「Add Web Module」ボタンを押します
3
「Add Web Module 」画面が表示されますので、図4のように入力しOKボタンを押します
表3:APサーバ設定
図4:Webモジュール登録画面
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 山下 広人
オブジェクト指向技術コンサルタント。前職ではミッションクリティカルなシステム開発に従事。システム寄りな知識だけではなく、業務関連の知識を身に付けるべく会計・簿記を学び、その知識をいかすために会計システム構築ノウハウのあるビーブレイクシステムズに転職し、現在に至る。
INDEX
第5回:デバッグまでの機能比較と総評
はじめに
プロジェクトへのドライバの登録
デバッグ機能