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第7回:ピボットテーブル(前編)
著者:ビーブレイクシステムズ  横井 朗   2005/4/15
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L型マトリックスの作成

   今回はサンプルとして図2のワークブックを使用します。
L型マトリックスのサンプルワークブック
図2:L型マトリックスのサンプルワークブック
(画像をクリックするとサンプルワークブックをダウンロードできます/7.5KB)



   サンプルワークブックをExcelで開いて、メニューから「データ → ピボットテーブルとピボットグラフ レポート」を選択すると「ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード」が開きます(注)。

※注: Excelのバージョンによりメニューは多少異なります。今回はExcel 2000を使用しています。

   ウィザードが開いたら、図3のように「Excelのリスト/データベース」および「ピボットグラフ(ピボットテーブル付き)」を選択し、次へを押します。

ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード(1/3)
図3:ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード(1/3)


   次に分析対象となるデータの範囲を選択します(図4)。今回のサンプルの場合、データが入力されている範囲が自動的に選択されます。

ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード(2/3)
図4:ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード(2/3)


   ピボットテーブルの作成先で、図5のように「新規ワークシート」を指定して完了を押すと、L型マトリックス用のシートとグラフ用のシートがそれぞれ追加されます。

ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード(3/3)
図5:ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード(3/3)


   新規に作成されたシートを選択すると図6のようなL型マトリックスが表示されます。項目をフィールドにドラッグ&ドロップすることで、様々な角度からのデータ分析を行うことが出来ます。

図6:新規L型マトリックス画面
図6:新規L型マトリックス画面


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ビーブレイクシステムズ
著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ  横井 朗  
オープンソース指向技術コンサルタント。Java専門のソフトウェアハウス〜フリーエンジニアを経て現職。帳票開発のみならず、オープンソースを用いたシステム構築を日々提案。なによりもお客様の真のニーズを求めるため社内外でオープンソースに関する啓蒙活動を行う。


INDEX
第7回:ピボットテーブル(前編)
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