オープンソースのコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.15」リリース

2019年6月25日(火)

Googleは6月19日(現地時間)、オープンソースのコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.15」をリリースした。

「Kubernetes」は、Dockerコンテナの作成、レプリケーション、管理機能などを搭載し、運用を自動化するツール。複数のコンテナを1つのシステムとして扱うことができる。

「Kubernetes」の技術は、Googleで既に採用されており、Googleのプログラムを実行すると、プログラムはGoogleのコンテナ技術「lmctfy」によって実行される。「Kubernetes」は、その際に、複数のコンテナを作成し、管理を行うツールでもある。

「Kubernetes 1.15」では、APIにおいてCustomResourceDefinition関係の強化が施されたほか、スキーマの改善、クラスタライフサイクルにおいて高可用性(HA)がベータ扱いとなった。その他、プラグインサポートの拡充、安定性強化などが施されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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