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| 検索式を設計する | ||||||||||||||
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次は登録した提案書のデータを取り出すための検索式について検討します。 RDBからデータを検索するために、データベース製品によらない標準の問い合わせ言語としてSQLが用いられるように、XMLデータベースからデータを検索するには、標準の問い合わせ言語であるXPathやXQueryが用いられます。 まず、XPathとXQueryがどのようなものかを表3に示します。
表3:XPath、XQueryとは 今回構築する営業支援システムで必要な検索要件もこれらのXPath、XQueryを利用して実現します。 |
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| 今回構築する営業支援システムで必要な検索要件とは | ||||||||||||||
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前回、営業支援システムで必要となる検索要件には以下の2つがあることを説明しました。
表4:必要となる検索要件 上記それぞれの検索を実現する検索式を検討します。 |
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| 項目指定による検索 | ||||||||||||||
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単純な項目指定の検索なので、XPath式によって行うことにします。 「content.xml」ファイルの内、「お客様名」をあらわす部分を以下に示します。XPath式では、XML文書のルートとなる要素(ここではdocument-content)から、配下の要素を「/」を使って順次特定していくのが基本になります。 content.xmlの内、「お客様名」をあらわす部分
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
※注:
サンプルのため一部省略しています。
例えば、「お客様名」と名付けたられたオブジェクトは「/document-content/body/presentation/page」で指定される要素の配下にある1つ目の「frame」要素です。この要素にname属性として「お客様名」が定義されていて、そのまた複数階層配下の「p」要素に含まれるテキストが実際のお客様名(ここでは[鈴木電気株式会社])をあらわしています。なお、office:、draw:、text:といった形式がたくさんでてきますが、これで示されているのは名前空間でありここでは無視してかまいません。 |
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