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| バージョンアップにともなう変化 | ||||||||||||||||
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なお、7.2以前のバージョンを使っている場合、VACUUMコマンドを実行すると該当するテーブルがロック。バッチ処理などのプログラムは、VACUUMコマンド終了するまで待たされることがあった。そのため、使いにくい印象があったが、7.2以降のバージョンでは、VACUUMコマンドを実行している時でもデータの更新が可能になっている。 PostgreSQLは、後述するMySQLに比べて、バージョンアップのスピードがはやいので、どのタイミングでバージョンアップするか迷うことがあるかもしれない。 その対策を1つ授けたい。メジャーバージョンアップ直後のバージョン、たとえば、1.8から2.0にバージョンアップした場合のバージョン2.0は、安定性に欠けることがある。この点に留意して、できれば2.0から2.0.1や2.1といったマイナーバージョンアップを待つことを勧める。この対策は、ソフトウェア全般に共通していえることだ。 |
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| MySQLはOSSのDBMSとして世界一のユーザ数を誇る | ||||||||||||||||
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MySQLは、ユーザ数が世界で一番多いといわれているOSSのDBMSだ。LinuxをはじめUNIX、FreeBSDなど複数のOS上で使うことができて、Windows版もある。 このMySQLのライセンス形態には、「オープンソースライセンス」と「コマーシャルライセンス」の2つがある。簡単に説明すると、前者は自らが書いたソースコードをオープンソースとして公開する場合使う。一方後者は、自分で書いたソースコードをオープンソースとして公開したくない場合に適用するものだ。詳しくは、下記をを参照してほしい。
MySQL Open Source License
http://www.mysql.com/products/opensource-license.html MySQL Open Source License http://www.mysql.com/products/commercial-license.html MySQLは、トランザクション機能が優れているといわれる。だが、小規模のシステムでは他のDBと比べてそれほどの優位性はないだろう。 |
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| ストレージエンジンとテーブルの種類 | ||||||||||||||||
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MySQLでは、定義できるテーブルの種類がいくつかあり、これらをストレージエンジンと呼んでいる。用途に合ったストレージエンジンを使う必要があるので、それらの機能と特徴を表にまとめた(表1)。
表1:MySQLで定義できるテーブル(ストレージエンジン)の種類(デフォルトはMyISAM) このようにデータの保存形式をその用途にあわせることで、最大のパフォーマンスを引き出せる仕組みになっているのだ。この仕様はPostgreSQLにはない。基本的に、処理速度を優先するならMyISAM、機能面を優先するならInnoDBタイプを使うようにすればよいだろう。後で、タイプを変更することもできる。 |
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