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ユーザ企業の人事管理・給与計算システムの利用実態調査レポート
第2回:人事管理・給与計算システム間の連携
著者:
クレオ 成瀬 真伯
2006/5/15
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システムの運用・管理方法
次にシステムの運用・管理方法についてお伺いしました。
この質問は、今回のテーマである「現行システムの満足度」を正確に知る上で、システム運用形態の変化との関係を明らかにすることを目的としています。
結果をご覧頂きますと、自社内で管理されている企業が78%、アウトソーシング・ASPサービスを活用している企業が18%という結果となりました。
図4:システムの管理方法
昨今、シェアードサービスセンターやアウトソーシング、ASPサービスといった、自社以外でのシステム運用・管理形態をよく耳にしますが、実体としてはまだ浸透していないという結果となりました。
しかしながら前年と比較しますと、アウトソーシング、ASPサービスは2倍以上の伸びがあり、自社以外のシステム運用・管理形態が飛躍的に伸びております。
また、「CBMS/CBMS ZeeM人事給与」もアウトソーシングベンダーの給与計算エンジンとして、シェアードサービスセンター化に活用されています。
シェアードサービスセンターでの実績では、約90社のグループ会社を1つのアプリケーションで管理している事例もあり、その効果も確実にあがっており、一例ではオペレーション要員を60%削減したり、業務処理に関わる時間を1/8まで縮小するなどの評価があります。
次回はシステム化された人事管理、給与計算の具体的な問題点についてレポートします。
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著者プロフィール
株式会社クレオ 成瀬 真伯
1992年に株式会社クレオに営業として入社以来、中堅〜大手企業向け基幹業務パッケージCBMSシリーズ(会計システム、人事給与システム)の販売に携わる。
その間多くの企業へのシステム販売に加え、販売戦略立案・製品企画などにも参画。現在人事給与システムに特化し、人事給与システムのコンサルティング営業と導入SEを統括管理している。
INDEX
第2回:人事管理・給与計算システム間の連携
はじめに
人事管理システムと給与計算システムの連携
システムの運用・管理方法