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Ruby on Rails入門 |
第7回:Linux環境で動作させよう
著者:DTS 桐山 雄大 2006/7/5
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Railsアプリケーションの展開
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それでは前回までに作成したRailsアプリケーションを展開しましょう。
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データベースの準備
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まずデータベースの準備をします。第2回の際と同様の作業を行いますが、今回はプロダクション環境で動作させるため、データベース名が異なっていることに注意してください。
# mysql
mysql> CREATE DATABASE AddressBook_production;
mysql> USE AddressBook_production
mysql> CREATE TABLE contacts (
id INTEGER UNSIGNED NOT NULL AUTO_INCREMENT,
name VARCHAR(32) NOT NULL DEFAULT '',
email VARCHAR(128) NOT NULL DEFAULT '',
PRIMARY KEY(id)
) TYPE=InnoDB;
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Address_Bookの展開
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では前回までに作成したRailsアプリケーションを展開します。
# wget http://www.thinkit.co.jp/images/article/0605/2/6/AddressBook02.zip
# unzip -d /var/www/html/ AddressBook.zip
プロダクションモードで動作させるために設定ファイルを編集します。下記の行がコメントアウトされているので、有効にしてください。
# vi /var/www/html/AddressBook/config/environment.rb
environment.rb
ENV['RAILS_ENV'] ||= 'production'
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Railsファイルの配置
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次にRailsのファイル群を配置します。
# wget http://rubyforge.org/frs/download.php/9685/rails-1.1.2.tgz
# tar zxf rails-1.1.2.tgz
# cp -r rails/vendor/rails /var/www/html/AddressBook/vendor/
そしてSCGIを起動します。
# cd /var/www/html/AddressBook
# scgi_ctrl config
# scgi_ctrl start
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動作確認
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最後に動作確認をしましょう。Webブラウザで「http://(サーバアドレス)/rails/contacts」にアクセスすることで、Linux上で動作するRailsアプリケーションに接続することができます。
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終わりに
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全7回にわたって連載してきました「Ruby on Rails入門」はいかがでしたでしょうか。少しでも「Railsでアプリケーションを作ってみよう」と思っていただけたら幸いです。
今回のはじめにも述べましたように、まだ運用環境は整っているといえないのが現状ですが、Railsベースのすばらしいアプリケーションが次々と生まれることによって、それを使いたいというユーザのニーズが高まり、Rails対応のレンタルサーバが増えていくことでしょう。
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著者プロフィール
株式会社DTS 桐山 雄大
技術部所属。システム基盤の環境構築・運用設計業務を経て、現在は新規ビジネス創生に携わる。Ruby on Rails上に構築したオープンソースのCMS「Rubricks」(http://rubricks.org/)のコミッタ。
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