CVUを利用して、Oracleソフトウェアのインストール要件を確認します。ここからの操作は1台のサーバのみで行います。なお本連載では、srv01サーバ上での操作を前提とします。
rootユーザでOracle Database 10g Release2のCD-ROMまたはDVDのマウントを実行します。
CD-ROMまたはDVDのマウントコマンド
# mount /mnt/cdrom
コマンドの入力後、rootユーザでCD-ROMまたはDVDが正常にマウントされていることを確認してください。
CD-ROMまたはDVDのマウント確認コマンド
# df
CD-ROMまたはDVDの準備が完了したら、Oracleソフトウェアのインストール要件を確認するコマンドをユーザ「Oracle」で実行します。
OCWインストール要件の確認コマンド
$ /mnt/cdrom/clusterware/cluvfy/runcluvfy.sh stage -pre dbinst -n srv01,srv02 -verbose
コマンド実行後に問題がなければ、「データベース・インストールの事前チェックは成功しました。」と表示されます。
Oracleソフトウェアのインストール要件確認コマンド実行例

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します)
次回はOracleソフトウェアのインストールについて解説します。
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