第5回:Oracleソフトウェアのインストールと設定 (2/3)

最大限の可用性とスケーラビリティを実現するOracle RAC
最大限の可用性とスケーラビリティを実現するOracle RAC

第5回:Oracleソフトウェアのインストールと設定
著者:日立システムアンドサービス  熊川 哲也   2006/8/29
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インストール対象の選択

   次にインストール先に関する情報を設定します。ここではユーザ環境変数で指定した「ORACLE_HOME」の値を設定して、「次へ」をクリックして次の画面に進みます。
ホーム詳細の設定
図3:ホーム詳細の設定

   Oracleソフトウェアをインストールするノードを選択しますので、ノード名のチェックボックをクリックしてノードを選択します。

Oracleソフトウェアをインストールするノードの選択
図4:Oracleソフトウェアをインストールするノードの選択

   ノードの選択が終了したら、「次へ」をクリックして次の画面に進みます。前提条件の確認が自動的に行われます。問題がなければ「次へ」をクリックして次の画面に進みます。

前提条件の確認
図5:前提条件の確認

※注2: 前提条件の確認に問題がある場合はOUIをいったん終了させ、その問題を解決してから再度、OUIを起動してインストールを行ってください。


データベースの構成オプションの選択

   続いてデータベースの構成オプションを選択します。今回はインストール時にデータベースを作成しませんので「データベース・ソフトウェアのインストールのみ」を選択します。

データベースの構成オプションの選択
図6:データベースの構成オプションの選択

   データベースの構成オプションを選択したら「次へ」をクリックして次の画面に進みます。次の画面ではサマリーが表示されますので内容を確認後「インストール」をクリックしてインストールを開始します。

   今回紹介したインストールでは各サーバ(srv01、srv02)へインストールが行われます。

インストールの実行
図7:インストールの実行

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日立システムアンドサービス 熊川 哲也氏
著者プロフィール
日立システムアンドサービス  オープンソリューション本部
カスタマサポートセンタ   熊川 哲也

Oracle Ver 6 の頃からOracle製品に携わり、Oracle製品のサポートおよびビジネスパートナーへの技術支援などの業務に従事している。プロフェッショナルとして、お客様やビジネスパートナーの期待に応えるサービスを提供できるよう常日頃から心がけている。


INDEX
第5回:Oracleソフトウェアのインストールと設定
  Oracleソフトウェアのインストールと設定
インストール対象の選択
  root.shの実行
最大限の可用性とスケーラビリティを実現するOracle RAC
第1回 Linux上で利用するOracle RACのメリット
第2回 押さえておくべき基本設定
第3回 Oracle Clusterwareのインストール
第4回 Oracle Clusterwareインストール後の設定と確認
第5回 Oracleソフトウェアのインストールと設定
第6回 サーバダウン時のOracle RACの可用性
第7回 Oracle RACのパフォーマンスチューニング
第8回 Oracle RACコンポーネントの管理
第9回 Oracle RACのノード追加手順
第10回 Oracle RACの拡張機能と更なる進化

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